特別区の区面接の対策として知っておきたいこと

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筆記試験に合格し、人事院面接にも合格すれば最終合格となります。

これは筆記試験と2回の人事院面接のトータルの結果で決まります。 合否に関わらず結果は郵送され、合格だった場合は合格者の中の自分の順位を知ることができます。そして、最終合格者は採用候補名簿というものに高得点順に記載され、各区に得点が高い人から順に推薦されます。

つまり高得点者から順に推薦されるので、結果があまり芳しくなかった場合は推薦が後回しになってしまうということです。

 

さらに、最終合格者は辞退者も考慮しているためかなり多めに合格者を出しているため、区の面接に合格できないと採用漏れ(無い内定)という恐ろしい事態が待ち受けています。 最終合格の発表日に区面接の電話がかかってくることもあるようなので、いつでも電話に出られる状態にしておきましょう。(私はバイト中に電話がかかってきており後で折り返しの電話をしました。これで心証が悪くなるのではとヒヤヒヤしたものです。)

区の面接は最終合格発表後から3月くらいまで最大で8回ほど面接のチャンスがあり、その中の1回でも内定がもらえればどこかの区の職員になることができます(たまに清掃組合や人事厚生事務組合に採用される人もいますが)。

 

成績によっては希望区以外から連絡が来ることもありますが、希望の区じゃないからと断ってもおそらくその後に希望の区から連絡が来るかどうかはわからないので、よっぽど嫌な所でなければ受けてしまったほうがいいかもしれません

面接の方式は区によって違ってきます。 グループディスカッションを課すところやプレゼンをさせるところなど様々です。

ただ、どこの区でも「なぜ○○区なのか」「○○区で何をしたいか」といったことは必ず聞かれます。 なぜ○○区なのかって、希望してなかったけどあんたらが電話してきたから来たんだよ!とツッコミたくなりますが、そこは気持ちを抑えて今面接しているところが第一希望だったという前提で話をしていきましょう。(もちろん面接官ももともと希望して来たわけじゃないとわかっています。)

実際にその区を歩いて課題を見つけよう

面接の連絡から実際の面接の日までは多少時間があります。なのである程度事前に準備をしておくことが望ましいのですが、できれば一度はその区に行ってみて自分の体で街の雰囲気を感じてみてください。

ずっとそこに住んでいる人であれば雰囲気はだいたいわかるかと思いますが、そうでない場合その区がどんな感じの街なのかってわからないかと思います。 観光スポットとして有名な場所であれば一度は行ったことはあるところも多いかと思いますが、そうした観光客としてではなくぜひとも区の職員になったつもりで、住民の目線で見てみると普段は気づかないようなことを発見できます。

 

私は区内にある駅を4〜5駅ほどチョイスし、駅前を歩き回ることでその区がどういう雰囲気なのかというのを把握することができました。

街というのは通常は駅を中心に発展していくため私は駅前を中心に見て回ったのですが、例えばここは放置自転車が多くて歩きにくいなとか、案内板が古くて目的地への行き方がよくわからないなとか、そういった部分に気づきます。

そうすると行政としては放置自転車を少なくするための広報をもっと広めなければいけないとか、案内板を取り替えることで外国人でもわかるようにすることで観光客をもっと増やしていければなとか、そんか考えが浮かんできます。

 

そして家に帰って自分が感じたことや、どうすればもっと住民や来訪者に利用されやすい街づくりができるかということをまとめ、さらに区が実施している施策を調べることで自分がこの区でこんなことがしたいんだ!と頭の中を整理することができます。

面接で「うちの区は来たことありましたか?」ということを聞かれることがありますが事前に歩いて下調べをしておけば、「来たことなかったのですが、連絡をいただいた後に来てみました。こういうところがいいなと思いました。」と志望理由にもつなげることができますし、「でも実際に歩いてみてこういうところが気になったので、区の職員になったら、より利用しやすい街づくりをするためにこんなことしていきたいと思いました」と自分がやりたいことにもつなげることができます。

 

事前にこれをやるのとやらないのとでは面接の受け答えのスムーズさに大きな差が出ます。絶対やるべきだとは言いませんが(地方の方だとなかなか難しいかと思いますので)、やはり志望理由などを語る上では実際に行ったほうが自分が肌で感じているわけですから説得力が増します

 

ただ、地方の人だとなかなか東京まで行ってというのが難しいかもしれませんので、金銭的または時間的に厳しくてどうしても行けない場合には、区のHPを隅々まで見てイメージを掴んでおきましょう(仕事内容については組織図を見ると全体を掴むことができます。詳しくはこちら)。

 

その区の観光地、力を入れている施策(区が解決したい問題)、自分がやりたいことを区はどういった形でやっているか。この辺は必ず抑えておきましょう。そしてこれは特別区に限らず他の公務員試験でも同様です。

 

そして区の面接に無事合格することができればようやく内定です!結果はすぐに分かることがほとんどかと思います。残念ながら落ちてしまった場合は他の区から連絡が来るのを待ちましょう。

なかなか合格できないと「次もダメなんじゃないか」とだんだん自信がなくなってしまい、その気持ちが態度に出てしまったりします。そのようなときでも「明るく」「元気に」を意識して答えるようにしましょう。最終合格までしているのですから、決して受け答えは悪くないはずです。結果としては残念ですが、そこの区には縁が無かったと思い気を取り直していきましょう。

区面接は筆記試験と2回の面接をクリアした強者だけが受けられるので自信を持って挑みましょう!これに合格すれば特別区の職員として働くことができます!

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