マクロ経済学で出てくるGDPについて知っておくべきこと

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7月から9月のGDPが年率で−1.6%と発表されましたね。

まさかのマイナスでアベノミクスの効果ないじゃんと言われたりしてますが、個人消費の伸び悩みがGDPの悪化の要因とされており、そりゃあ消費税8%になったら買い物も控えがちになってしまいますよね。

 

で、このGDPってなんだろう?という話ですが、別に公務員試験では意味は知らなくても問題さえ解ければいいので興味がなければ無理に覚える必要はありません。

ただ、何事も理屈を理解しておいたほうが楽しく勉強できますよね。ということで私なりにGDPとは何ぞや?というのを説明していきたいと思います。

 

まず、GDPとはGrossDomesticProductの略で日本語では「国内総生産」と訳されます。

国内総生産って言われても・・・何じゃそりゃ?って感じだと思いますが、意味を調べると「国内で新たに生産されたサービスや商品の付加価値の総額」と書かれており、それでも何じゃそりゃ?って感じですよね。

 

「付加価値」というのは、その商品の売上から費用を引いたものです。

 

たとえば、あるお店でリンゴを30円で仕入れ、それを100円で売ったとすると、このときのお店の利益は差額である70円でありこれが付加価値となるわけです。

どんな会社でも「安く仕入れて高く売る」ことで利益を出して成長していくわけです。なので、このGDPが低いというのは利益が低いということなので企業が成長してない→日本が成長しないということでよろしくないわけなんですねー。

 

で、GDPというのはこうした日本国内にある企業も個人もひっくるめて商売で出た利益を合計したものとなるわけです。

 

注意していただきたいのは売上高の合計ではないということです。

単純に売上高を合計してしまうと付加価値(利益)の部分がダブルカウントになってしまい、実際のGDPよりも高い数値が出てしまうことになります。

ですので、あくまで売上高ではなく利益(もうけ)の合計だということを抑えておいてください。

GDPもあがれば景気はよくなる?

このようにGDPとは企業などの利益の合計ですので、GDPが高いということはそれだけ企業が儲かっているということなのです。

そうするとその企業に雇用されている従業員も給料がアップし、その分消費に回すことができ、その商品を扱っている企業がまた儲かる・・といういい流れができてくるんですね。

 

今回GDPが下がったのは、消費税が上がったことによる消費の低下によるものだと言われていますので、そうすると企業も売上が伸びない(利益が伸びない)こととなり、結果国内の総利益が下がり結果としてGDPが下がるという悪循環を招いてしまいます。

ですので、消費をアップさせて企業の利益、そして従業員の給料をあげることでGDPがアップし景気がよくなっていきます

 

簡単にはこういう流れになりますので、ぜひとも基本的なことは理解しておいてください。厳密には「名目GDP」と「実質GDP」というものを理解しておく必要があるのですが、これについてはまた別の機会に説明します。

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