特別区試験の難易度や合格に必要な勉強時間について

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特別区を目指したいけれど、どれくらい難しいのか、何時間くらい勉強すればいいのか気になる人もいるのではないでしょうか。

公務員試験全般にいえることですが、自分がそもそも合格できるのか、どれくらい勉強すれば合格できるのか気になる人は多いように思われます。

ここではそのような心配をしている方に向けて、特別区の難易度と必要な勉強時間について私の経験を踏まえてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

専門試験の難易度は易しめ

公務員試験は難関試験だと言われており、一年はしっかりと勉強しなければ合格は難しいとも言われています。しかし、特別区の試験は、特に専門試験は基本的な内容を問うものが多いという特徴があります。

大卒レベルの公務員試験の場合、国家一般職、地方上級、国税専門官などありますが、これらは大学入試で言えばMARCHや関西なら関関同立などの試験よりも難しいイメージがあります。

大学受験とは科目数があまりにも違うので簡単には比較できませんが、合格者はこのあたりのレベルの学生が多いようです。
私の予備校時代の友人はこのレベルか少し低いぐらいでしたが、1年近く本気で勉強していたので特別区試験含め様々な試験に受かってましたが、大学受験であまり勉強してこなかったという人にとっては勉強の方法自体どうすればいいかわからないという人にとっては難しいといえます。

これに対し特別区の試験のメインの受験層は中堅私立大学といったところでしょうか。同期もその辺りの出身者が多かった気がします。

特別区の試験は6月の初めに実施(平成27年度より変更)されるので、他の試験よりも早いという傾向があります。
そのため問題も比較的易しくしているような気もしますが、国家公務員や地方上級を目指しているのであれば特別区の試験は必ずパスしておきたいところです。

ちなみに教養試験についてはそこまで簡単とはいえない(標準レベル)なので、専門試験も含め総合的に見れば他の試験よりも易しめである、というぐらいに思っておいてください。
専門試験は8割ぐらい得点することは難しくありませんが、教養試験はそうもいきません。

国家公務員や地方上級試験など他の試験を併願する人でも6割ぐらいしか得点できないということはザラにあります。
もちろん公務員試験の受験生は専門試験の対策に力を入れる傾向にあるということも影響しているかとは思いますが、教養試験に関してはしっかりと対策しないと得点できないということを覚えておいてください。

なお、特別区試験は教養試験と専門試験の他に教養論文が課せられます。いくら教養試験や専門試験で得点できても教養論文で失点すると落ちてしまうこともあります。
教養論文は自己採点もできませんし、採点基準も不明であり完全にブラックボックスです。
そのため、特別区の難易度はとにかく「専門試験に関しては他の試験よりも易しい」としかいえず、だからといって「合格しやすい」とは限らない、ということは知っておいてください。

勉強時間については大学受験でどれくらい勉強したかによる

必要な勉強時間ははっきり言って人それぞれです。

一般的には公務員試験に合格するのに1000時間〜1500時間と言われていますが、3ヶ月で受かる人もいれば1年かかる人もおり、個人によってそれほどまでに違ってきます。

なぜそんなに差が生まれるのか不思議に思われた人もいるかもしません。
必要な勉強時間の違いは、受験科目について元々どれぐらいの知識があるかによって違ってきます。

特別区含め公務員試験では、判断推理や数的推理などの知能分野と人文科学や自然科学などの知識分野で構成される教養試験、そして民法や憲法、経済学などの専門試験がありますが、たとえば知識分野だと地理や歴史、物理や化学などが出題されますので、高校時代にこれらを勉強したことがあるかどうかによって必要な勉強量が異なってきます。

大学受験のときにセンター試験を受けてひと通り勉強したことがある人ならば、知識分野を勉強するときはさらっと復習すればいいのですが、大学は推薦で入ったとか受験科目は英語と国語だけだったとかという場合は一からの勉強は必要になるのでどうしても時間がかかってしまうわけです。

また、専門試験では法律や経済学などが試験範囲となるので、法学部や経済学部の人の方が多少勉強しているので理解のスピードが異なってきます。とは言っても大学の勉強は試験前に詰め込むパターンが多いと思いますので、結局は一から学習するケースが多くなると思いますが、それでもまったく触れていないのと少しでも勉強したのとでは理解の早さが異なってきます。

私の場合は、大学受験のときにセンター試験を受けていたので知識分野の勉強は比較的楽でした。そして大学は経済学部でしたが、ミクロ経済学やマクロ経済学は授業であったもののあまり理解していなかったため一から勉強することになりました。

半年ほどの勉強で合格はできましたが、これは特別区の試験に的を絞った勉強をしていたということもあります。勉強開始時にどれくらい知識があるか、そしてどの試験を併願するか(どれぐらいのレベルまで持っていく必要があるか)によって必要な勉強量は大きく異なってきます。
そのため、あまり周りの声やネット上の情報などは気にせず、過去問などをやっていき自分がこれで絶対受かるなというレベルに達することができるようにやっていけばいいでしょう。

また、最初から特別区を狙うよりも国家一般職や地方上級試験などに合格することを目標に勉強を進めていけば特別区は合格できます。あまり難易度や勉強時間を気にせす、試験に間に合うためにどうすればいいかを考え学習を進めていくことをおすすめします。

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