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【公務員試験】原稿用紙の使い方を徹底解説

  • 2024年6月2日
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ASK公務員 編集部
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こんにちは。ASK公務員究進塾 編集部です。

今日は、「意外に知らない原稿用紙の使い方」ということで、公務員試験の論文での原稿用紙の使い方について解説します。

◆ この記事のポイント
・公務員試験対策に横書きは必要?
・横書き原稿用紙のルール

この記事は、ASK公務員究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

◆公務員試験の論文の原稿用紙の書式

公務員試験の論文試験は、ほとんどのところが横書きの書式です。(一部の市役所や町村の役場などを除きます。)

しかし「横書きに取り組むのは初めて」という方が意外に多いです。

原稿用紙には、横書きならではのルールがあるので、しっかりとチェックしましょう。

◆横書きのルール

書き出し・段落変え

書き出しや段落変えた箇所は、1文字分空けます。これは横書きでも縦書き同様です。

(例)5段落で構成した場合:原稿用紙全体を見たとき、一番左側に空白のマスが5つできる。

数字の書き方

公務員試験では、数字を書く場面がとても多くあります。数字の書き方も確認しておきましょう。

数字は1マスに2字入れます。

小数点は数字1つ分となります。

ちなみにこちらの数字は、日本の高齢化率です。

覚えておくと良い数字

直近に発表された高齢化率は、覚えておきましょう。

日本の高齢化率は、毎年「敬老の日(9月の第3月曜日)」に合わせて発表されます。

2023年9月発表の高齢化率は29.1%でした。

次の数字が発表されるまでは、この数字は覚えておきましょう。

奇数桁の数字

1マスに2つずつ入れられる場合は問題ありませんが、奇数桁の場合はどうなるでしょうか。

例えば「100」「10000」のような場合、以下のようになります。

このように右詰めします。

1の左側を空けることに違和感がある人もいるようですが、右の「人」「%」などの単位の側に詰めるのが正しい書き方です。

 

アルファベットの書き方

公務員試験の論文では、アルファベットを書く機会も少なくありません。

「IP」「AI」など、大文字の場合は1マス1字です。

「SDGs」「YouTube」などに含まれる小文字は、本来1マスに2字とされています。

「YouTube」の場合は、YとTは1マス使い、その他の小文字は1マスに2文字、のようになります。
「Instagram」も、語頭のIは1マス使い、その他は1マスに2字入れて書きます。

ただ、英字で書かなくても、以下のように書き換えて書くことが可能です。

YouTube :ユーチューブ、動画サイト
Instagram:インスタグラム、SNS

行頭のマスに書いてはいけないもの

行頭のマスに書いていいもの、いけないものについては、よく質問される項目です。

書いていけないものは3つしかありません。

・句読点
・閉じる方のかぎかっこ(点、丸、」)

これらは、行頭のマスに書いてはいけません。

書く場所は、直前の行の末尾です。

例えば「る」とかで終わるとすれば、図のように「る」と同じマスに打つか、マスの横にはみ出して打つのが正しい書き方です。

従って、この3つ以外のものは行頭のマスに書くことができます。

(例)小さい「つ・や・ゆ・よ」も行頭のマスに入れるのが正しい書き方。

◆おわりに

横書きの練習を始めた頃は「慣れない」「書きにくい」と思われるかもしれませんが、すぐに慣れることができます。

頑張って書いていきましょう。

 

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