【東京都の面接対策】 自己PRは「STAR」でつくろう | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

【東京都の面接対策】 自己PRは「STAR」でつくろう

  • 2024年3月13日
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ASK公務員 編集部
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こんにちは。ASK公務員究進塾 編集部です。

今回は、東京都の面接対策で行われている、自己PRについてについての解説です。

東京都の面接試験では、アイスブレイクの後、1分程度の自己PRを求められます。

コツを抑えて臨みましょう。

◆ この記事のポイント
・自己PRの話題選び
・”STAR”で内容を作る
・作成する時の文字数

この記事は、ASK公務員究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

東京都の面接試験の内容

自己PRは、面接カードの記載項目にはなく、口頭でのみ伝えていくものです。

そのため、得点としては加算されないのかもしれません。

しかしアイスブレイクと同様、面接前のウォーミングアップとして、有効に使いましょう。

自己PRの作り方

①強みを伝える

まずは皆さんの強みを紹介します。

〈例〉
「私の強みはリーダーシップがあるところです」
「私の長所は粘り強く努力できることです」

ここでは

「英語が得意」
「ピアノが弾ける」

というようなスキルよりも、性格的な強み、自身のキャラクターやマインドが伝わる強みの方が好ましいです。

②裏付ける内容を伝える

①で長所を紹介した後、それを裏付けるエピソードを話していきます。

裏付けエピソードは「STAR」で作っていきます。

S:situation

まず「S:シチュエーション、状況」を話します。

そのエピソードの始まりの部分です。

例として、尾川講師が自身の事を話した場合には、次のようになります。

「私は、現職で公務員対策講座の講師をしています。特に力を入れているのが、東京都への面接対策です」

T:target

次に「T:ターゲット、目標」を話します。

先程の尾川講師のエピソードの場合なら、次のようになります。

「東京都の面接試験で、受講生全員に合格していただくという目標を立てました」

しかし、このように「目標」という形で表現しやすい職種や事柄もあれば、しづらい事柄もあります。

例えば、総務や人事の仕事、あるいはボランティアなどです。

「目標」という形では表現しづらい場合は、「T」を「task、助け、課題」と捉えます。

その場合は、次のような話し方になります。

「私は現在、食品会社の総務課に勤務していますが、そこではこういう課題がありました」

A:action

そして次が一番大切な「A:アクション、行動、努力」です。

目標達成、課題解決、状況を変えるために、どのような行動や努力をしたのかを、見える化するつもりで詳しく話していきましょう。

面接カードとの重複に注意

自己PRのエピソードは、面接カードに書く内容と重複しないようにしましょう。

面接カードの3番に

「これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験一つについて、あなた自身の行動を中心に、具体的に書いてください」

という項目があります。

面接カードの方に一番アピールしたいエピソードを譲り、自己PRはその次にアピールしたいエピソードにしましょう。

面接カードとは全く別のエピソードを使った方が、自身の魅力を多面的に伝えることができます。

R:result

最後が「R:リザルト、結果」です。

努力の結果どうなったのかというところですが、これは必ずしも目標を達成していなくても大丈夫です。

話のまとめ方としては、次のようになります。

「その結果、残念ながら目標は達成できませんでしたが、代わりにこういう力を得ることができました」

自己PRを考えるときの文字数

この自己PRを300字ぐらいで書くと、話した時に大体1分となります。

このぐらいの原稿なら丸暗記できますし、多少は棒読みになっても大丈夫ですので、原稿を仕上げた後はスピーチの練習をしていきましょう。

◆おわりに

ASK公務員究進塾では、東京都の対策に関して、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。

文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容を充実させた上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

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