こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。
今回は、東京都の面接対策についての解説です。
アイスブレイクに焦点を絞った解説となります。特に、東京都を受験される方には、ぜひ知っておいてほしい内容となります。
◆ この記事のポイント
・アイスブレイクに出る話題
・アイスブレイクの答え方
・アイスブレイクでセルフチェック
この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら。
東京都の面接で求められるアイスブレイク
東京都の採用試験は、新方式を別にすれば、面接試験は1回しかありません。
東京都の面接試験では、例年、面接が始まるときに、アイスブレイク的な質問がいくつかあり、それから1分間程度の自己PRが求められます。
良いパフォーマンスをするためにも、アイスブレイクでしっかり
アイスブレイクとは
面接の前に緊張をほぐしてくれるためのものです。
緊張でカチカチになった状態を氷(アイス)に例えて、それをブレイクしてくれる、という意味です。
アイスブレイクでよく使われる話題
アイスブレイクで定番な話題は、次のようなものがあります。
「ここまでどうやってきましたか」
「朝ご飯を食べてきましたか」
「昨日はよく眠れましたか」
「この辺りにはいらしたことがありますか」
どう答えたら良いか
アイスブレイクの質問に、一言で答えてしまうのはおすすめできません。
ゆっくり丁寧に話していきましょう。そうすることで、その後の自己PRで、良いパフォーマンスに繋げていくことができます。
<応答の例①良くない例>
「ここまでどうやって来ましたか」と聞かれ、「電車で来ました」の一言で答える
これだと2秒で終わってしまいます。
<応答の例②良い例>
「自宅からまるまる駅まで徒歩で向かい、丸々駅から飯田橋駅まで南北線に乗り、飯田橋駅で有楽町線に乗り換えて東池袋駅まで来て、そこからどこでこちらに参りました」
こうすると、20秒近くになります。
アイスブレイクは“セルフチェックができる時間”
アイスブレイクは、自分の状態をチェックできる時間でもあります。
・自分の声が小さいのか
・早口なのか
・震えているのか
・上ずっているのか
「①良くない例」の2秒では、こうしたことがよくわからないまま、面接が次に進んでしまいます。
「②良い例」のように、20秒近く話している間に、自分の声を聞くことで、緊張状態を認識できます。
・しっかり声が出ていると感じる⇒「この調子で行くぞ」
・声が小さかったかと気づく ⇒「次の質問からは、大きな声でいこう」
このように、アイスブレイクで確認し、気合いを入れ直せばいいのです。
意識すべきポイント
アイスブレイクのときに、笑顔も意識しましょう。
面接試験の際に、当然、受験者は緊張するでしょう。しかし、実は面接官の方々も緊張されています。受験者の笑顔を見るとほっとされるかもしれません。
特に、志望動機の内容が、笑顔で話せるようなものではない場合も多くあります。格差社会、ヤングケアラーなど、社会問題のテーマによっては、笑顔を見せるのがおかしい内容もあります。
そういう方こそ、アイスブレイクで笑顔を見せるのには意味があります。
まとめ
アイスブレイクのポイントは、3つありました。
・一言で終わらせない
・ゆっくり話す
・笑顔で話す
尾川講師の面接レッスンでは、アイスブレイクから練習していきます。
おわりに
ASK公務員/究進塾では、公務員の対策に関して、丁寧に指導を行っております。
◆尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。
文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりとした上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。
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