こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。今回は、令和6年度の特別区Ⅰ類採用試験春試験の感触を振り返ります。
一般事務に関して
令和6年度の一般事務に関する、応募者数の概要です。
採用予定数:1,312人
申込人数 :7,580人
第1次試験:筆記試験、論文試験
第1次試験は6,868人の受験者数があり、そのうちなんと6,323人が合格しました。ここで不合格になった人は545人しかいなかったわけです。
ASK公務員/究進塾でも、論文対策に来ていた受講生は全員が合格しました。
第2次試験:人事院面接
第2次試験は4,965人、合格した人は3,035人となりました。最終倍率は2.3倍です。
結果から考察すること
この結果から言えることは、令和6年度に関しては第1次試験のハードルはかなり低く、第2次試験のハードルは少し高めだということです。もちろん、この傾向が令和7年度以降も続くとは限らないので、筆記試験対策や論文対策をしなくていいとは言いきれません。しかしながら面接対策はきちんとしていきましょう。
ASK公務員/究進塾でも、残念ながら不合格書を出してしまいました。この敗因を考えると、
プレゼンテーションの準備に時間がかかってしまった
ということです。特別区の人事院面接では、3分間のプレゼンテーションを求められます。この原稿作成に思いの外時間がかかると、模擬面接にかける時間が短くなってしまうので、ここが残念でした。
・人前で話す機会に乏しい人
・職場などで会話をする機会が少ない人
・人前、特に初対面の人に向かって自然に話すことに苦手意識のある人
こうした方は、とにかく模擬面接で場数を踏んで、丁寧にフィードバックを受けることが必要です。
受講時期に関して
令和7年度以降の受験を考えている方は、早めに対策をすることをお勧めします。早めに対策を始めると、人事院面接での資料となる出願書類も丁寧に作成でき、第1次試験の直前期には受講を休み、暗記系の科目に力を入れることもできるため、良い結果につながりやすいといえます。
おわりに
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◆尾川講師の授業の特徴
この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら。