ASK公務員で、尾川直子講師の面接・論文講座を受講されたA様が、見事私立学校への合格を勝ち取られました。
大学院生活との両立、また教員採用独特の大変さなどについて、紙上インタビューにご協力いただきました。是非お読みいただき、ご参考になさってください。
Q1.ASK公務員の講座をご受講される前、独学では、どういう点が課題になっていましたか?
面接の客観的な評価が得られなかったことです。面接はとても苦手意識が高く、独学では難しいと感じ、究進塾で対策していただきました。また、論文を書かせる私立学校があり、論文の客観的な評価が得られないところも独学の難しい部分だと感じました。
Q2.大学院と教員採用試験の両立はどういう点が大変でしたか?
大学院の課題が多かったので、大学院と就活の両立が難しいと感じました。私立の学校は採用枠が1人なので、たくさんの学校を受けながら、大量の課題をこなすのが大変でした。
Q3.上記Q2.に関連して、どのような工夫をなさっていましたか?
学校の授業がある日は学校の課題をやり、授業がない日や比較的時間に余裕のある土日は履歴書を書くなどして、採用試験の準備をするようにしていました。また、筆記試験の勉強は毎日、30分間以上やるというルールを決めていました。
Q4.情報収集は、どのような手段でされていましたか?
ネット上の様々なサイトを閲覧しました。また、大学の教職センターから過去の受験情報を得るようにしていました。
Q5.上記Q4.に関連して、おすすめの情報収集の方法(サイトなどでも)を教えてください。
一般財団法人 日本私学教育研究所の求人ページから情報を得るようにしていました。全国の私立中校の求人が数多く掲載されています。
また、一般社団法人キリスト教学校教育同盟の求人ページからも情報を得ていました。私立学校でキリスト教教育を行っている学校の求人情報が掲載されています。
※一般財団法人 日本私学教育研究所
※一般社団法人キリスト教学校教育同盟
Q6.応募書類作成で大変なところはどういうところでしたか。?また、ASK公務員/究進塾ではどのように応募書類を作っていきましたか?
学校のホームページを見ても、どのような教員を求めているのか、教科指導でどのような教育を行っているのか詳しく書かれてないことが多く、志望動機を考えるのが難しいと感じました。ASK公務員/究進塾では、作成した応募書類を添削していただきました。
Q7.ASK公務員/究進塾の[論文講座]をご受講になり、どのような良い変化がありましたか?
論文は苦手意識があったのですが、究進塾の論文講座を受講したことで、問いに対して構成がしっかりとできるようになったと思います。また、論文を書く際の細かいルールなどを教えていただきました。
Q8.ASK公務員/究進塾の[面接講座]をご受講になり、どのような良い変化がありましたか?
論文と同様に、面接も苦手意識があったのですが、講座を何度も受けたことで自信がつき、緊張せずに受け答えができるようになったと思います。また、想定外の質問にも対処できるようになったと思います。
Q9.実際の[論文試験]に進まれて、どういう点で「講座を受けた意味があった」と思えましたか?
講座を受ける前は論文を書くのに時間がかかってしまったのですが、講座を受けたことで、書き出しと構成がスムーズになり、論文を書くのが速くなったと思います。また、論文を書く際に、テーマからずれたことを書いてしまうことがあったのですが、講座を受け、論文の練習をたくさんするうちに、そういったことがなくなったと思います。
Q10.実際の[面接試験]に進まれて、どういう点で「講座を受けた意味があった」と思えましたか?
分かりやすく順序立てて話ができるようになったことだと思います。また、自己PRや志望動機の伝え方、面接のマナーを教えていただけたことも良かったと思います。
Q11.教員採用試験では模擬授業がありますが、どのように模擬授業対策をされましたか?また、模擬授業で大変なところはどういうところでしたか?
ASK公務員/究進塾では模擬授業の講座がなかったため、大学院の指導教員やゼミの先輩方、大学の教職センターの指導員の方々に模擬授業を見ていただき、アドバイスをいただくようにしていました。私は高校の教育実習しか経験したことがなかったので、中学生に対してどのような文法説明をすればよいのか、どのような英語を使えば通じるのか分からず、教え方を模索するのに時間がかかりました。東京の私立学校は中高一貫校が多く、中高両方の指導ができる人材は重宝されると感じました。
Q12.教員採用試験の受験生に向けて、「こういうところに注意した方がよい」などのアドバイスはありますか?
私立学校は募集枠が少なく、試験日程が被ってしまうことがあるので、色々な学校を応募した方が良いと思います。
Q13.最後に今後の受験生に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
教採を受ける方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、私立教採は採用枠が1人なので、とにかくたくさんの学校を受けた方が良いと思います。私も最初は上手く行かずたくさんの学校の試験に落ちてしまいましたが、数受けるうちに自分がなぜ教員になりたいのか、どんな教育がしたいのか明確になり、面接も自信を持って臨めるようになったと思います。