大卒程度の公務員試験であれば、受験者の大多数は現在大学生かと思いますが、就職したら服装とか髪型とかってどうしたらいいの?と思っている人もいるかもしれません。
だいたい受験期間中は茶髪でも筆記試験に合格すれば面接に備えて黒髪に戻すのが一般的でしょう。
では、いざ公務員として働きだしたらどうでしょうか。
公務員っていうとお堅いイメージで、真面目に皆スーツというイメージでしょうか?
でも役所の窓口に行って住民票の発行をしている人たちはそんな堅苦しい格好をしている人は少ないですよね(大半は民間委託ですが)。
また、環境省では毎年夏になるとクールビズの一環でアロハシャツを着たりしていますよね。でも普段はきっちりとしたスーツを着ているかと思います。
つまり、公務員の服装などについては一律の決まりがあるわけではなく、職場ごとで周囲に合わせることが必要となってくるわけです。
たとえば、窓口が中心な職場ではカジュアルな格好でもいいけれでも清潔感があるようにし、政策系などあまり窓口に出ないところだと会議が多かったりするときっちりとした格好で(女性はだいたいどこもカジュアルですが)というように、臨機応変に対応してけばいいかと思います。
いずれにしても派手過ぎない格好であれば何かを言われることはありません。要は社会人として最低限の身だしなみをしていれば何ら問題ありません。
別に軽く髪を染めても(男性でも)、女性だったらちょっとしたネイルをしている人だっています。別に髪が目や耳にかかったりしてはダメだという決まりもなく、思ったより緩いという印象を受けるかと思います。
ただ、住民対応が多い部署であればこの辺は目立ちすぎないようにしていかねばなりませんね。苦情の原因にもなりますので。
また、建築職などの技術屋であれば現場に出ることが多いため作業着が支給されます。この作業着はっきり言ってオシャレとはほど遠いですが、実用性を考えると仕方ないのかもしれません。
作業着を着る場合は下に何を着ても問題ありません。スーツ用のワイシャツでも私服でもどうせ見えませんから特に気にする必要はないでしょう。ただ、動きやすい靴を履いてこいと言われるので、通勤用とは別にスニーカーなどを用意するといいかもしれません(職場によっては靴も支給されることもあるようなので確認してみてください)。
公務員の仕事は非常に多岐にわたり、仕事もそれだけ多く存在します。なのでまずは入庁し、周りがどういった格好をしているかをチェックしてみてください。
総じてどこも男性はスーツが多く、女性はカジュアルな格好をしていますが、よっぽと服装に厳しい職場でなければどちらもオフィスカジュアルで大丈夫かと思います。役所内の格好は比較的自由なので、その中で自分のおしゃれを楽しむもよし、無難な格好をするのもいいでしょう。
スーツでもブラックや紺だけでなくグレーやボーダー柄のものなど様々ですので、あまり新人ぽくない格好をしたほうがダサくはならないですね(リクルートスーツはいかにもっていう感じですので)。
役所は無難が多いのでおしゃれをすると目立ちますので、他の人と格好で差をつけたい人はぜひ服装などにもこだわりを持ってみてはいかがでしょうか。では〜。