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公務員の仕事内容や種類を知るなら組織図を見よう!

  • 2017年9月6日
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ASK公務員 編集部
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公務員の仕事は非常に多岐に渡ります。行政職にせよ技術職にせよ一体どんな仕事をしているのか気になるところかと思います。

一概に何をしている、と言えないのが公務員の仕事の特徴でもありますが、国家公務員にせよ地方公務員にせよそれぞれのホームページにはだいたい「組織図」というものがあります。
組織図とはその名の通り組織を表した図であり、その組織の全体像がわかる便利なものです。

自分の志望する省庁や自治体がどんな仕事をしているかを調べたいときは組織図はとても参考になるということを知っておいてください。

やりたいことを探すには仕事を知ることが大切

公務員試験の面接では必ず「どんな仕事がしたいのか?」ということを聞かれます。

やりたい仕事がはっきりと決まっている人であればいいですが、そうでない人も多いのではないでしょうか。

公務員を目指す人というのは、何がしたいからというより、安定してるからとかプライベートを充実させたいから、みたいな理由の人が多いのでどういう仕事をしたいかは面接対策をするときに必死になって考えるというパターンになるでしょう。

私もそうでしたが、何となく街づくりに携わりたいな〜という程度にしか思っておらず、区役所にはどんな部署があって、そこではどんな仕事をしているかなんて全く知らないまま面接に挑んでいました。

まぁ、そんなんでも受かってしまいましたが、できれば志望する自治体がどのような仕事をして、自分がどのように関われるかを知っておいたほうが面接対策もしやすいかと思いますし、モチベーションを維持するためにも、自分がその仕事をすることをイメージすることはいいことだと思います。

仕事を知るには職場のインタビューではなく組織図を見よう

自治体の採用情報を見てみると下のような先輩職員の声みたいなページがあるかと思います。特に載せていないところもあるかもしれませんが、一度志望する自治体のホームページをチェックしてみましょう。

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kusei/saiyo/senpai/index.html (荒川区の先輩職員の声)

このようなページを見ると、「あぁ、こんな仕事があるんだ〜」と思われるでしょうが、これは何十、何百ある仕事の中の一つに過ぎません。

役所の組織というのは、最も大きな部署として「部」があり(大きな自治体だと局のところもある)、その下に「課」、そして「係」があるというのが基本であり、特に「係」は仕事内容ごとに分かれているためその数は膨大になります。

特に、福祉や都市整備関係などの部署は仕事が広範囲に及ぶため、その分組織も巨大になってきます。

ですので、どのような部署があり、どういう仕事をしているのかを知るには「組織図」を見るとよく分かります。

 

東京都の組織図が分かりやすかったので例に出しますが、見ていただけるとわかりますが、いろんな部署がありますよね。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/03jinji/pdf/soshiki/kikouzu.pdf

部署の数だけ仕事があるのです。そのためもちろん組織が大きくなるほど部署が多くなり、その分仕事の種類も多岐に渡ります。

 

また組織図以外でも計画策定のページなどを見れば、その自治体がどんなことに力を入れているかということがわかります。下は千代田区ですが、重点的に取り組む事業が一覧で分かります。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/shisaku/sogokekaku/documents/d0003482_5_1.pdf

だいたい計画というのは5年とか長いものだと20年以上といったスパンで策定するのですが、毎年どこかの部署でこうした計画を作っています。

計画の中には自治体としてプッシュしたいものや率先的に取り組んでいきたい内容が含まれているので、例えば環境関係の仕事をしたいのであれば「環境基本計画(仮)」みたいな名前で掲載されているかと思いますので、時間があるときにでもPDFのデータとかも流し読みしてみましょう。そうするとかなり具体的に仕事が分かってくると思います。

あとは実際に職場に行って窓口に置いてあるパンフレットをもらったり、情報コーナーのようなところもあるので一度足を運んでみるといいかもしれません。そこで自分が働くことをイメージするとやる気も出るというプラスαの効果もあったりするのでおすすめです。

事務系職種については知っておきたい事務系職種の仕事内容でも詳しく説明しているので、公務員の仕事について知りたい人は参考にしてみてください。

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