S.H様 <合格者インタビュー>

ASK公務員で、尾川直子講師の面接・論文講座を受講されたS.H様が、見事東京都特別区Ⅰ類・保健師に合格されました。

人気の東京都特別区、そして貴重な専門職での合格ということで、社会人受験の大変さや、情報収集の考え方など、いろいろとお伺いしました。

特に、専門職試験を志す方、そして社会人受験の大変さを実感されている方にとっては、とても貴重な情報だと思います。是非お読みいただき、ご参考になさってください。

Q1.ASK公務員の講座をご受講される前に、どのような受験対策をしていましたか?

参考書、動画視聴

Q2.独学で大変だったことはどんな点でしたか?

筆記試験対策では、わからない問題や理解しにくい解き方をわかるようになるまで繰り返していましたが、自己流だったためあまり効率的に進められませんでした。保健師の専門試験の過去問は答案がなかったので、自分で答えを探したが正解がわからないままのものもあって、不安が残りました。
論文・面接対策は、他に受けていた講座では、保健師の分野は対象外だったので自分で対策しなければならず、どちらも久しぶりだったため不安であり、なかなか対策を始められませんでした。保健師も対応している論文・面接講座を探して、ASK公務員/究進塾さんを見つけることができました。

Q3.社会人受験で大変なところはどのような点でしたか?

筆記試験を終えるまでは育休中だったため、日中も試験勉強に当てられましたが、子どもがいながらの勉強だったため、まとまった時間をとることが難しかったです。特に論文を書くために90分まるごと時間をとるのが難しいと思いました。
面接試験は復職した後で受けたため、試験対策に当てられる時間を確保するのが難しかったです。

Q4.上記Q3.に関連して、どのような工夫をなさっていましたか?

子供の寝かしつけや食器の片付けなどを夫に協力してもらい、勉強時間を確保しました。
論文対策では、まとまった時間がとれるよう、朝早く起きて1日1テーマ書くようにしていました。
復職してからは、通勤中に3分スピーチを覚えたり、面接で頻出する質問の回答を考えたりしました。

Q5.情報収集は、どのような手段でされていましたか?

特別区の採用試験のサイト、公務員予備校のサイト、特別区を受験した人のブログ

Q6.上記Q5.に関連して、おすすめの情報収集の方法はありますか?

特別区を受ける人の情報は多いのですが、その中でも保健師を受けてその情報を公開している人はほとんどいなかったです。
筆記試験の当日のスケジュールがわからなかったので、実際に受けた人のブログを見て確認しました。(教養、専門、論文の試験の順番やお昼休憩のタイミング)

Q7.ASK公務員/究進塾の[論文講座]をご受講になり、どのような良い変化がありましたか?

論文の構成やルールを再確認できました。
受講を重ねるごとに自分のクセがわかり、修正することができました。

Q8.ASK公務員/究進塾の[面接講座]をご受講になり、どのような良い変化がありましたか?

具体的にどんな質問があるのか、どんな傾向なのかがわかり、それに対する回答を考えることができました。
自分の考えをまとめる時に先生のアドバイスが大変参考になりました。

Q9.実際の[論文試験]に進まれて、どういう点で「講座を受けた意味があった」と思えましたか?

特別区の過去問に取り組んだだけでなく、他の自治体の過去問にも取り組み様々なテーマで書く練習ができたので、試験本番では落ち着いて書くことができました。

Q10.実際の[面接試験]に進まれて、どういう点で「講座を受けた意味があった」と思えましたか?

3分スピーチは面接対策を始めた1番最初にみてもらい、余裕を持って準備できたため、暗記し練習する時間を確保できたので、試験本番では緊張しながらも落ち着いてスピーチすることができました。
特別区全体の面接も区面接も、自分が想定していた質問とは異なったものがあったが、講座で先生がアドバイスしてくれていた話もあり、焦らずに対応することができました。

Q11.社会人受験生に向けて、「こういうところに注意した方がよい」などのアドバイスはありますか?

家族の理解と協力は欠かせないと感じました。
そして、時間の使い方が大切。自分が集中できる時間がどれくらいなのか、実際に勉強に当てられる時間はどれくらいあるのかを把握するといいと感じました。

Q12.保健師職(あるいは専門職)試験を志す受験生へのアドバイスなどをお願いします。

試験の約1年前から特別区にチャレンジしようと取り組み、育児と仕事をしながら合格することができました。しかし、この1年は特別区を受けた人たちの情報に触れると、自分が取り組んでいる勉強方法はこれでいいのか、本当に合格できるんだろうか、と不安に思っていました。特別区の保健師を受ける人たちの情報も少なかったので、私の体験談が参考になれば嬉しいです。

教養試験対策では、私は数学が苦手だったので、数的処理や図形の勉強にとても時間を要しましたが、繰り返し問題を解くことで解答のパターンを理解することができました。

また、不安なときは自分が得意・好きな分野に取り組み、気分転換を図りました。焦らず一つひとつ確実に進めていくことが大切だと感じました。

保健師の専門試験対策は、クエスチョンバンクを使いました。クエスチョンバンクだけでも量が多く他の参考書を買っても手が回らないと思い、クエスチョンバンクと特別区の過去問10年分に取り組みました。過去問は答案がないので、調べながらノートにまとめました。過去問の中には似たような問題もあったので、問題に出た言葉や制度等をまとめておいてよかったと思いました。

論文や面接対策に関しては、はじめは久しぶりの論文と面接で不安いっぱいでしたが、先生がフレンドリーかつ丁寧に見てくださったので、本番では落ち着いて試験を受けることができました。

途中、何度も「自分には特別区の試験を受けるのは無謀かも、、」と思いましたが、無事試験を迎えたときは、ここまでこれた!と嬉しさが込み上げてきました。
最後まで諦めずに、ほどよく気分転換もしながら頑張ってください。応援しています。

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