【国家公務員一般職】資料型の論文は○○に気を付けよう! | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

【国家公務員一般職】資料型の論文は○○に気を付けよう!

  • 2025年5月1日
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ASK公務員 編集部
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こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。今回は、国家公務員一般職の論文対策について解説します。

論文試験の基本情報

国家公務員一般職の論文は1次試験で出題されます。試験時間は60分で字数指定はありません。

試験の大きな特徴

大きな特徴としては、「資料型で出題される年が多い」ということがあげられます。

資料型の論文で気をつけるべき点

まずは「全ての資料をきちんと読み取ること」です。これは東京都の論文試験でも言えることです。国家公務員一般職の試験でも、基本的には複数の資料が提示されますが、「こちらの資料は見たけれども、こちらは見ていない」ということがないよう、全ての資料に目を通しましょう。

論文記述の進め方

資料に目を通したら、それぞれの資料から得られた情報をメモしていきます。ここまではスムーズに進められる受講生が多いです。しかし、その次の構成を考えていく段階で戸惑ってしまう人もいます。まずは「問われていることが何なのか」をきちんと把握しましょう。

出題される内容

国家公務員一般職の論文試験は、平成22年こそ(1)〜(3)までの3本立てでしたが、それ以外の年に関しては(1)、(2)の2本立ての出題が続いています。基本的には(1)は資料から読み取れることを生かした上での意見や理由の論述、(2)は資料を踏まえて我が国が行うべき取り組みを論述、という出題となっています。最近の出題で言えば、

・令和5年が文化財の保護
・令和 4年がカーボンニュートラル
・令和3年が子どもの貧困

このように、出題される分野は多岐に渡っており、「今年はこれだ」というふうに予想することが難しいです。

そこで対策としては、やはり過去問に取り組み、添削を受けることをお勧めします。ただ、論文対策を始めた頃は「60分」という時間制限はかなりタイトです。本番では1,000字~1,200字を目安にしていただきたいのですが、60分という試験時間を守るのは本番1ヶ月前からでいいでしょう。試験日が早い東京都や特別区、裁判所事務官を受験する方は早めに仕上げていく必要がありますが、国家公務員一般職が最初の試験であるという方は、5月に入るまでは60分以上かかってもいいので、1,000字を超えた字数で仕上げることを優先させてください。

一方で、時事問題への知識も増やしていきましょう。公務員受験生がよく読んでいる速攻の時事はもちろんですが、朝日キーワードや日経キーワードを読んだり、空き時間には白書にも目を通しましょう。白書はe-Govポータルに一覧があります。自分が働きたい省庁の白書から見ていくようにすると興味も出てきますし、その先の面接対策にもつながっていくと思います。

おわりに

ASK公務員/究進塾、尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。お困りの方は、「無料体験授業お申込みフォーム」から、お気軽にお問い合わせください。

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この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

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