最終合格先
国家一般職 法務省、国税庁 東京国税局
ASK公務員の講座を選んだ理由
筆記試験は独学で勉強できると思い独学で勉強をしてきました。
面接は実際に面接官とのコミュニケーションが大切であり、市販の面接対策の参考書など対策をしようと試みましたが、一人では勉強するのは限界があると感じ面接の直前に焦りを感じ受講をさせて頂きました。
講座の感想
最初は面接について、右も左も分からないところからのスタートでしたが、プロの面接対策講師である尾川先生が、どのように面接カードの書き方を工夫するといいかなど、しっかりと教えて下さり模擬面接もして頂けて、短い時間の中で効果的対策をすることができました。
マンツーマンでプロの講師に教えて頂けるという機会はなかなか他には無いと思うので、とってもオススメです。
受験勉強を始めた時期
筆記試験は前年の9月から、面接は筆記試験が終わった後の7月の初めあたりからでした。面接に関しては、もう少し6月の試験後から情報収集をしておけば焦らずに済んだかなと思います。
学習方法
勉強の進め方は、先ず過去問を見て、1番出そうな項目、2番目に出そうな項目、3番目に出そうな項目、ほぼ出なさそうな項目という感じでランク付けをしました。
ランク付けをした上で、ランクの高い順から、スピード解説→スーパー過去問ゼミ→他法律系は判例の重点チェックという順で繰り返し勉強しました。
※私は独学だったのでこれらテキストを使っていましたが、予備校に通われている方は基本的に予備校の先生の仰る通りに勉強をすれば大丈夫だと思います。
最初は全く意味が分からなかったとしても、過去問をチェックしてこんな問題が出るんだなと把握することが大切だと思います。
特に国家一般職志望の方は、民法など本当に範囲が広く大変なので、項目により 強弱をつける必要があり(不動産物権変動は今年絶対出るから、深く理解し、問題もレベルの高い物までやっておこう。逆に意思能力については去年出たから恐らく出ないから普通レベルの問題まで解いておこうなど。)今年何が出そうなのかを先に傾向から知っておくと効率的に勉強できると思います。
工夫した点は、必ず何も予定を入れない日を作っていたことです。
一週間の計画を5~6日くらいで立てて、終わらなかった勉強を残りの日にやるようにしていました。計画通りに終わったら、その時間で映画館で映画を観たり、友達と遊んだりしていました。
他に工夫をした点としては、直前期までに頑張ってバテないようにすること、つまりペース配分には気をつけていました。
年末までに頑張り過ぎて勉強漬けの日々を送り過ぎると、年明け特に3月くらいの本当に直前期に差し掛かった時にエンジンがかけられなくなってしまう可能性があると思い、年末までは理解を中心にして、4~6時間程度の勉強にしてあまり頑張り過ぎないようにしていました。
つらかったこと
辛かったことは、私は既卒だったので、あまり一緒に頑張る仲間がいなかったことです。
基本的に朝から夕方まではアルバイト、その後は勉強というサイクルで勉強しており、周りが自由に遊んでいる中で、モチベーションが下がる時期もありました。
今考えると、もっと工夫して一緒に頑張る仲間を作れば良かったと思います。
私は行っていなかったのですが、各省庁が開催する説明会などに時間に余裕のある年内に参加し、席が隣同士の人とラインを交換して情報共有をしたり、励ましあったりなど、もっと工夫を出来たなのではないかなと今は思います。
実際、筆記試験終了後~官庁訪問の間の各省庁の説明会などで出来た仲間の中には、そのまま同期になる人もいて一生の友達になりそうな予感がしています。
面接の時も、情報を共有したり、結果を報告し合って励まし合ったり、本当に仲間に助けて貰いました。公務員試験は情報戦の部分もかなりあると思います。
是非、情報を共有し合える仲間を作ると思って早い段階から色々な省庁、地方公共団体などの説明会に参加をすることをオススメします。
もう一つ辛かったことは、教養の数的処理がこの上なく苦手だったことです。
国家志望の方は私の個人的な意見ですが、教養にあまり時間を割き過ぎないように気をつけた方がいいと思います。国家系の教養特に数的は、かなり得意という人でない限り基本半分も取れないです。
※地方特に東京都志望の方は取れないと厳しいのですが 、国家の場合はご存知の通り専門試験の得点が2倍になりますので、どんなに教養で取れる人も、専門で落としてしまうと足切りに合ってしまいます。
自分の志望度と得意度をよく考えて、重点を絞るといいと思います。
自分がかけた勉強にかけた時間に対して、どれ程の効果があるのかは常に気にした方がいいでしょう。
受験生へのメッセージ
公務員試験は本当に試験科目も多くって、ときに辛くなることもあると思います。
早めに自分が得意な科目を知り、勿論、自分がここを志望したい!という気持ちが1番大切なのですが、教養科目が得意ならば地方の方が受かりやすそうだなとか、専門科目が得意ならば国家の方がいいな、といった自分の適性も早めに知っておき、自分の得意な方にフォーカスをして勉強することも大切です。
また、常に時間は足りないので、おそらく焦らない人は殆どいないと思います。
焦る時こそ冷静に、今受かる為には自分に何が足りなくて、何を埋めていけばいいのかをあ淡々と考えて行けるといいかと思います。
その他に伝えたいこと
公務員と言うと「安定はしてるかもしれないけど、つまらないんじゃないかな~」と思うかもしれません(私はちょっと、そういうイメージを持っていました。)
しかし、実はかなり仕事の幅は色々あります。
例えば国家一般職と言っても、事務っぽい皆がイメージするような一般職という感じの仕事も確かにありますが、変わった物では、シンクタンク的な仕事や、諜報機関なんかもあったりと、何十個も本当に多種多様な職種があります。
これは人事院の公表する今年の各省庁の募集人数の表を見ると、こんなに色んな機関があるんだと分かって頂けると思います。
こちらのページから見ることができます。
少しでも気になるところがあれば早い段階で説明会に足を運んで見ることをオススメします。ここ、いいな!ってところに出会えるとモチベーションも上がりやすいのではないでしょうか。