最終合格先
特別区Ⅰ類(練馬区役所)
ASK公務員を受講した理由
経済学は予備校の授業だけでは理解できなかったので、試験に必要な基礎部分をマンツーマンで教えてもらいたかったため。
また、面接対策は予備校の面接練習だけでは回数が足りず、実績のある方に面接を強化してもらいたかったという理由です。
講座を受けた感想
正直、経済学はかなり苦手で試験の2カ月前になって諦めかけていました。しかし、特別区受験にあたり、大きな得点源である経済を捨てるのはリスクが大きいと思い、マンツーマンで教えてくれるこちらに駆け込みで入塾を決めました。
時間がないにも関わらず、講師が試験に必要な項目に絞ったレジュメを用意してくださり、丁寧でわかりやすいご指導で、頭の中で整理がつきました。
直前期は講師の抜粋した予想問題のみを何度も繰り返しました。その結果、本番でも同じような内容の問題が出題され、得点を稼ぐことができました。短期間で、自力で問題を解けるようになったので、受講して本当に良かったと満足しています。
面接対策については、面接カードの添削から3分間プレゼン、想定問答など、細かく見ていただきました。自己PRや志望動機では、長すぎてわかりにくかった部分も多々あり、要点整理をしてくださいました。
また、一番ためになったのは、面接練習です。私自身、面接に対して情報が少なかった中、講師のキャリアと多くの受験生を見ておられる経験から、多角的に質問を投げかけてくださり、その都度フィードバックをして、自分に足りない部分を補強することで大いに自信につなげることができました。
面接練習以外にも、精神面でのケアもしてくださったことにはとても救われました。面接への不安の解消や情報提供をしてくださったことが合格に繋がったと思うので感謝しています。
受験勉強を始めた時期
社会人になってから半年経った頃です。
はじめは仕事をつづけながら半年間勉強して、試験に臨みましたが不合格でした。再チャレンジしようと思い、去年の夏に退職し、9月から本格的に浪人生として勉強をしました。そして、2回目のチャレンジで合格することができました。
どのように学習を進めていったか
科目が多いので、できるだけまんべんなく触れられるように、時間配分を工夫しました。1週間ごとにざっくりとしたスケジュール表を作り、科目を振り分けたりしました。
また、日々の学習でルーティンを設け、朝起きたら数的処理、英語、国語の問題演習を時間を計って解くようにしました。一日のリズムが作れるのでお勧めです。
法律系の科目は集中力を保つために、場所を変えてカフェや公園で勉強したりしました。苦手な判例や経済の公式などはノートに書きだして後で確認できるようにしました。教養の暗記系の科目は寝る前に覚えてから寝るようにしました。学習をしていて不安になることも多かったので、予備校の講師や合格者の先輩方にアドバイスをもらってモチベーションを高めたりしました。
辛かったことと、その克服法について
勉強が行き詰まると、つい周りと自分を比較して悩むことがありました。どうしようもなく遊びたくなる時もありました。そんな時は、無理をして勉強をだらだらとするのではなく、気分転換の時間を作ることも克服法ではないかと思います。
私の場合、集中力がもたない時は、自然の中でジョギングしたり、ジムに行って体を動かしました。また週に1度は休みの日を作り友達とカラオケや飲みに行って発散しました。そこで気持ちをリセットすることで、また机に向った時に勉強がはかどります。
これから公務員を目指す方に向けたメッセージ
公務員試験に必要なのは、頭の良さではありません。やる気と根性だと思います。いかに弱い自分に勝てるかの勝負だと思ってください。やることが多くて何から手を付ければいいかわからなくなることもあります。投げ出したくなる時もあるでしょう。
しかし、そんな時こそ、自分なりにどう乗り越えられるかが試されていると思ってください。周りと比べたりしたくなることもあると思いますが、関係ありません。自分のペースで自分にあった勉強を続けていくことが勝利へのカギです。自分を信じてください。きっと勝利の女神がほほ笑んでくれるはずです。
その他伝えたいこと
自分にとって成功の秘訣は、ひとりで悩まず、周りの協力を得ることです。予備校講師、合格した先輩、友人、親など、周囲には多くの人がいます。受験勉強だからと言って頑なに一人にならないでください。人と話すことで思いがけないアイデアをもらえたり、無駄な勉強を減らして効率よく学習できる教科もあります。
それは社会人になって仕事をする上でも重要なことです。一人でできる仕事なんてありません。周りと協力して進めていくものです。その予行練習だと思って取り組むのも一つのモチベーションではないかと思います。