こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。今回は、特別区の人事院面接で求められる「3分間プレゼンテーション」に関する解説です。
今回は、かつての受講生が持ってきた原稿を、尾川講師がどのように訂正したのかについてお伝えします。
①特別区を志望する理由が延々と続くもの
確かに、特別区への志望理由は話さなくてはいけないものの1つですが、ここが長くなってしまうと特別区で取り組みたいことと自己PRが薄くなってしまいます。最初の挨拶も含め、特別区への志望理由は40秒ほどに抑えるようにと話しています。
②特別区への志望理由と言いながら特別区への言及に乏しいもの
このパターンは、例えば次のような原稿です。
| 私は、元々〇〇などの地域活動を行う中で、地域の住民の方々と直接関わりながら仕事をしたいと考えていました。そこで一度は企業に入社したのですが、実際に働く中で、もっと幅広い分野で住民の生活を支える仕事がしたいという思いが強く芽生えたため、企業を退職し、特別区を受験しようと思いました。 |
これだと、民間企業から公務員に転職したいと考えた理由であり、「なぜ特別区で働きたいのか」が見えてきません。そこで受講生に、次のようなことを話しました。
・特別区の「魅力」と「課題」を考えてみること
・その課題に対し、あなたはどう解決していきたいのかを考えてみること
そこから、その受講生が考えてきた特別区の魅力は「人口の流出入が多く、子供から高齢者、外国人まで多様な人々が生活していること」でした。一方で、課題は「今後、高齢化率が急激に上昇すること」でした。これらをつなげ「その課題解決に対し、その受講生がこれまで頑張ってきたことを生かしていきたい」という志望理由にしていきました。実際には頑張ったことも具体的に入れましたので、とても説得力のある志望理由になったと思います。
おわりに
ASK公務員/究進塾では、論文の添削指導をはじめ、出願書類作成・面接対策まで、経験豊富な講師陣が丁寧にサポートしています。
特に、尾川講師の授業では、受験生一人ひとりの課題に合わせた具体的な指導が行われており、多くの受講生から高評価をいただいています。
論文が苦手だ書くことに不安があるという方も簡単なことから指導しますので、安心してお申し込みください。
◆ 尾川講師の授業について
この記事は、ASK公務員/究進塾の担当講師である尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。


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