国家一般職の高卒者試験、税務職員採用試験を解説! | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

国家一般職の高卒者試験、税務職員採用試験を解説!

  • 2025年7月14日
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ASK公務員 編集部
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高卒で目指せる国家公務員の仕事とは?一般職試験・税務職員採用試験をわかりやすく解説!

「高校を卒業してすぐに国家公務員になるのは難しいのでは?」と考える方もいるかもしれません。ですが、実際には高卒者向けの国家公務員採用試験があり、例年多くの方が合格して公務員として活躍しています。

この記事では、国家公務員一般職(高卒者試験)税務職員採用試験について、試験日程や内容、倍率、配点などを表を使ってわかりやすくご紹介します。

1.国家公務員一般職(高卒者試験)とは?

(1)令和7年度試験日程

区分 日程
受付期間 6月13日(金)9:00 ~ 6月25日(水)
第1次試験 9月7日(日)
第1次合格発表 10月9日(木)9:00
第2次試験 10月15日(水)~ 24日(金)
最終合格発表 11月18日(火)

※詳細な受験資格などは必ず人事院の公式サイトをご確認ください。
第1次試験に合格したら、官庁訪問を行い、第2次試験にも合格する必要がありますので、希望の官庁について情報をこまめにチェックしておきましょう。

(2)採用予定人数と倍率

令和7年度は、「事務」区分で約1,470名の採用が予定されています。地域によって人数は異なりますが、全国的に多数の採用が見込まれています。

令和6年度の倍率(関東甲信越地域)は約2.5倍で、合格者よりも不合格者の方がやや多い状況でした。比較的現実的な目標として取り組める試験です。

(3)試験内容と配点比率

試験種目 内容 時間 配点比率
基礎能力試験
(多肢選択式)
知能分野(文章理解・数的処理など)+知識分野(自然・社会など)計40題 90分 4/9
適性試験 事務処理能力を測るスピード検査(120題) 15分 2/9
作文試験 課題に基づく作文(1題) 50分 1/9
人物試験
(個別面接)
人柄・対人能力等の評価 2/9

2.税務職員とは?

税務職員は、税務署などで国税の調査や徴収業務に従事する国家公務員です。採用後は税務大学校で1年間の研修(全寮制)を受け、その後、各地の税務署に配属されます。

(1)令和7年度試験日程

区分 日程
受付期間 6月13日(金)9:00 ~ 6月25日(水)
第1次試験 9月7日(日)
第1次合格発表 10月9日(木)
第2次試験 10月15日(水)~ 24日(金)
最終合格発表 11月18日(火)

(2)採用予定人数と倍率

令和7年度の税務職員の採用予定人数は全国で701名です。地域によっては倍率が高くなる傾向もありますが、全体としては約2〜3倍の水準です。

令和6年度の税務職員受験倍率については、以下の通りです。

沖縄地域の受験倍率が7.3倍と高かったものの、他地域は概ね2〜3倍程度でした。

(3)試験内容と配点比率

試験種目 内容 時間 配点比率
基礎能力試験 知能+知識分野(計40題) 90分 5/10
適性試験 スピード検査(120題) 15分 2/10
作文試験 課題に基づく作文(1題) 50分 合否判定のみ
人物試験 面接 3/10
身体検査 一般内科系中心 合否判定のみ

3.まとめ

高卒者が国家公務員として安定した職を得るためには、国家一般職または税務職員の採用試験が大きなチャンスです。

どちらの試験も、筆記だけでなく人物評価も重視されるため、早めに準備を始めることが大切です。志望官庁の業務内容を理解し、面接対策や作文練習を重ねて本番に備えましょう。

皆さんのチャレンジを心から応援しています!

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