公務員試験の面接を突破するための練習方法|漫然と練習するのはNG

公務員試験の面接を突破するための練習方法|漫然と練習するのはNG

  • 2021年2月11日
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中西 あきのり
ASK公務員の運営者。大学卒業後、特別区(東京23区)職員として働き、その後は民間企業で勤務する傍ら本サイトを開設。 ASK公務員は「どこよりも価値のある情報を届けたい」という考えから、分かりやすく詳しい情報を発信していくことを心がけ、公務員試験対策講座の管理・運営をしながら情報発信をしています。

公務員試験の面接を突破するには、面接の練習が欠かせないでしょう。しかし、ただ漫然と練習を繰り返していても上達しません。

面接を上達させるためには、何のために練習するのかを理解したうえで、目的意識を持った練習をすることが大切です。

本記事では、効果的な練習ができるよう、練習の意味について考えたうえで具体的な練習方法・効果的な練習の仕方を紹介します。

なお、「面接の練習は必要ない」という人もいますが、面接重視の公務員試験では最低限の練習は必須ですので気を抜かないようにしましょう。

1.何のために面接の練習をするのかを考えよう

具体的な練習方法を紹介する前に、まずは「何のために」面接の練習をするのかを考えることが重要です。

漫然のただ面接の練習をするのではなく、練習する意味を理解したうえで後に紹介する練習方法を実践することで、確実に面接の練習の成果を上げることができます。

1-1.本番で緊張しないための練習の場である

面接の場の空気は、普段味わうことのない独特なものです。

そのため、ぶっつけ本番では緊張してしまうことで頭が真っ白になって、せっかく準備してきたことが何も言えなくなってしまう可能性は十分にありえます。

そうならないために、模擬面接などで予行演習をして面接に慣れておくことがとても重要なのです。

1-2.用意した想定問答集の精度を上げることを意識

自分で作った想定問答集は、何度も考えて作り込むため、完璧にできたと思ってしまいがちです。

しかし、他人から見ると多くの欠点がみつかり、指摘されて初めて気づくことも多いのです。実際にASK公務員では毎年多くの受験生が面接対策を受講しますが、ほぼ全ての方がダメ出しを受けることになります。

だからこそぶっつけ本番で練習するのではなく、事前にしっかりと想定問答を作りこみ、その上でフィードバックを受けることでブラッシュアップされていくのです。

1-3.面接官に正しく伝えられるコミュニケーション力を身に付ける

あなたが伝えたいことが面接官にうまく伝わらないことはよくあります。というより、そうしたことのほうが多いでしょう。

話がまとまらない、伝え方が上手くない、テンパってしまう、など理由は様々です。

こうした状態ではどれだけ素晴らしい内容を伝えても評価してもらうことができません。

だからこそ面接の練習でフィードバックを受けることが必要であり、自分自身の話し方や伝え方の問題点が浮き彫りになってくるのです。

そして改善を繰り返すことで面接官に伝わるコミュニケーションができるようになるのです。

2.具体的な面接の練習方法

以下では具体的に面接の練習方法について紹介します。

それぞれの方法でメリット・デメリットがあるので、自分自身の現状に合わせて練習してみてください。

2-1.想定問答集を用意して声に出して答える

公務員試験の面接では志望動機や学生時代に頑張ったことなど、よく聞かれる質問があります。そうした質問と回答をまとめた想定問答集を用意します。

想定問答をまとめている人は多いと思いますが、実際に声を出して質問に答えることが大切です。

いざ声に出して答えてみると、内容を思い出せなかったり話がまとまらなかったりと、思った以上にうまく話せないものです。

また、文章ではうまく書けたつもりでも、声に出してみると意外とわかりにくかったり、流れが矛盾していたりすることにも気付きます。

このように、声に出すということはわかりやすく話す練習になるだけでなく、想定問答集の精度を上げることにもつながります。

この方法は、時間さえあれば一人でいつでもできるというメリットがありますが、他人の意見を聞くことができないことがデメリットです。

そのため、さらに精度を上げるために、1人である程度練習を積んだ後は第三者からチェックしてもらうことをおすすめします。

2-2.ゼミや友人など、仲間と練習する

人に話して意見を聞くことで、話し方の癖など自分では気付かなかった点に気付くことがあります。

また、相手がある練習は緊張感があるため、真剣に取り組むことができ、想定外の質問に対して現場で考える力も身に付くのもメリットとして挙げられます。

一方で、ゼミや友人といった立場では、どこまで適切なアドバイスかがわからないことや、慣れてくると緊張感が低下するといったデメリットがあります。

こちらについても、一度は予備校などで緊張感が高い模擬面接を受け、公務員試験に熟知した講師からフィードバックをもらうことで、このデメリットに対処しましょう。

2-3.予備校・ハローワーク等の模擬面接を受ける

予備校の公務員試験対策のコースには面接対策が含まれることが多いです。

その中で行われる模擬面接は本番の面接に近い形で行われるため、本番さながらの緊張感のもとで練習をすることができ、その都度講師からフィードバックをもらうことができるので自分に足りない部分を補うことができるというメリットがあります。

また、厚労省の運営するジョブカフェでは無料で模擬面接を受けることができるので、予備校に通っていない方はこちらを利用してみるとよいでしょう。

独学で公務員試験対策をしている人でも、一度はこうした対策をしておくことをおすすめします。

デメリットというより注意点になるのですが、模擬面接をする人は面接対策のプロではないこともあるということもある、ということは頭に入れておきましょう。

予備校であれば他の科目を教えている講師が対応したり、ジョブカフェであれば一般職員が対応することも。そのため、面接について必ずしも納得のいくアドバイスをもらえないこともあるということは知っておくべきでしょう。

なお、ASK公務員では公務員試験対策のプロが受験生の課題に合わせたマンツーマンの面接対策を実施していますので、しっかりフィードバックをもらいたい方はぜひご利用ください。講座の詳細はこちらのページからご覧いただけます。

2-4.民間企業の採用面接を受ける

民間企業の採用試験に応募して、実際に面接を受けるという方法もあります。

この方法は、実際に面接試験を受けるため緊張感があり、場慣れするという点においては大きなメリットがあります。

一方デメリットとしては、面接採用者の立場や求める人材などは民間と公務員では根本的に異なるところです。そのため、民間企業の面接でうまくいったからといって、そのまま公務員試験の面接で活かせるとは限りません。

また、民間企業用の企業研究や想定問答集作成に時間をかけることで、公務員試験対策に割く時間が減ってしまうというリスクもあります。

そのため、民間企業の面接は場馴れのためと割り切り、結果はあまり気しないことと、時間をどのくらい当てるかあらかじめ決めておくことが重要です。

2-5.家族に協力してもらう

毎日会う家族であれば、友達以上に手軽に練習することができるので、繰り返し練習をこなすことができます。企業勤めの長い親であれば、社会人目線の有益なアドバイスも聞けるでしょう。

このように、家族に協力してもらう方法は、手軽さと有益性を兼ね備えており、意外とメリットが多い練習方法といえるでしょう。

デメリットとしては、近すぎる関係だからこそ、主観が入りすぎてしまい意見に偏りが生じるおそれがあることです。

そのため、あくまで一つのアドバイスととらえ、実際には面接対策のプロからの意見をもらうことが大切です。

3.より効果の高い練習をするために

ここまで具体的な面接対策の方法を紹介してきましたが、最初にお伝えした通り、これらを漫然とこなしていても、高い効果は得られません。

そこで、面接の練習をより活かす方法を紹介するので、これから紹介する方法を常に意識して、効果の高い練習をしてください。

3-1.目的意識を持って練習に取り組む

初めにも言いましたが、練習をするときは「何をどうしたいのか?」という目的意識を常に持ちましょう。

自分の現状を正しく分析して、足りない部分を特定し、練習から何を得るのかを明確にすることが大切です。

志望動機が甘いのか、表現力が足りないのか、まだ緊張してしまうのか。このように課題をきちんと意識して取り組めば、効果の高い練習ができるでしょう。

3-2.練習している場面を録画する

練習している様子を録画し、後から自分の姿を見直すことで、自分が面接の場でどのように見えているのか客観視できます。そうすると、頭で考えるよりも的確に改善点を見つけることができるのです。

録画は一人でもできますが、他人と練習しているところを録画すれば、さらにリアルに面接場面を見直せるでしょう。

今ではスマホで簡単に録画ができるので、ぜひ利用してみてください。

3-3.本番だと思って真剣に取り組む

面接の練習は、回数をこなすと慣れてきて、つい漫然と練習をこなしてしまいます。

しかし、本番を意識することで頭をフル回転させることになるので、自分の現状の課題がよく見えてきます。そうすると当然、練習から得られる効果も大きくなります。

予備校の模擬面接では本番さながらの面接の状態を体験できますが、身内・友人との練習であってもリアルに本番を意識するようにしてみましょう。

4.まとめ

面接の練習方法を紹介しましたが、練習をすることは目的ではありません。

最終的な目標は、面接を上達させ本番で力を発揮し、面接試験に合格することです。

そのことを忘れずに、合格から逆算して目的意識を持った練習をしましょう。

公務員試験においての面接対策は、不十分になりがちです。しかし、きちんと対策をすれば確実に力が付いていくので、疎かにはせずしっかりと対策をしましょう。

ぜひ今回紹介した方法を実践して、ライバルに差を付け、面接試験を突破してください。

▼参考記事

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