多面的な機能をもつ都市「大田区」の特徴について | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

多面的な機能をもつ都市「大田区」の特徴について

  • 2016年7月7日
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ASK公務員 編集部
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大田区は沿岸部に位置しており、現在人口70万人を越え面積は23区で最も大きな区であり、都心や川崎・横浜方面へのアクセスが抜群な地域となっています。

大田区を大きく分けると、大田区の真ん中に近い部分で南北にJRの京浜東北線が通っており、この東と西で雰囲気が異なります。

高級住宅街が立ち並ぶエリアは西の世田谷寄りとなり、東側は蒲田から羽田に向けて賑やかな下町の雰囲気が漂います。

大田区は全体的に住宅街が占めますが、商業的な中心エリアをあげると蒲田がそうだといえるでしょう。駅には付属してデパートがあり、付近もアーケード街や商店街などがあり生活には事欠きません。ただ、都心区に比べるとそれほど大きい駅でもないので、知名度としてはあまりないかもしれませんね。(田園都市のほうが知名度はありますね)

ちなみに大田区の由来はもともとあった「蒲田区」と「大森区」から名前を取っているので、大田区を語る上では蒲田の存在は無視できないでしょう。なんといっても大田区役所も蒲田駅にあるので納得です。

 

大田区の交通はJRの京浜東北線、東急多摩川線や目黒線、京浜急行の本線と羽田空港線が通っているので基本的には都内のどこへでもアプローチが可能で利便性の高い場所といえます。

また、大田区には多摩川が流れており、数キロにわたって川に沿って歩けるコースがあるので週中・週末問わず多くの方がウォーキングやスポーツをしている風景を見ることができます。

 

意外と知られていないのが、羽田空港は大田区にあるということです。平成22年に第1ターミナルが大きくリニューアルし、日本の伝統を感じることができる雰囲気へと様変わりし、外国人観光客も楽しめる空間になったのは記憶に新しいところですね。

 

そして大田区といえば工業の町であり、約4000もの工場があることから「モノづくりにまち」として知られています。実際にまちを歩くと分かりますが、小さな町工場が数多く密集しています。

それもそのはずで、大田区は工場数と従業員数が東京都の市区町村で最も多く、製造出荷額でも第3位となっています。最近は後継者不足や住宅の開発で住民からの苦情によりこれまでどおりモノづくりを続けていくことが困難となっている工場も多いのが現状です。

 

このように大田区は、住宅地や工業、そして変わりつつある空港という多面的な機能をもつ都市であるといえます。

 

<大田区DATA>

面積:59.46㎡(23区中1番目)

人口:372,551人(平成27年4月1日現在)

大田区役所アクセス:JR京浜東北線、東急多摩川線、池上線「蒲田駅」東口から徒歩約1分
京浜急行線「京急蒲田駅」西口から徒歩約10分

大田区ホームページ:http://www.city.ota.tokyo.jp/

 

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