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市役所で働く公務員(一般行政職)の仕事は?業務や必要スキルを解説

  • 2024年2月1日
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ASK公務員 編集部
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こんな人におすすめです
 ✅市役所で働く公務員がどんな仕事をしているのか知りたい。
 ✅公務員に求められるスキルを教えてほしい。
 ✅どんな人が公務員に向いているのか気になる。

この記事では上記の悩みを解決できます。
市役所で働く公務員は身近な存在ですが、どんな仕事をしているのか気になりますよね。
市役所で働く公務員の仕事は以下の通りです。

 ●行政サービスの実施
 ●書類作成や管理、窓口対応、データ入力といった事務作業
 ●所属部署ごとの専門的な業務

当記事では 市役所で働く公務員(一般行政職)の仕事を解説します。
記事の後半では公務員に必要なスキルや、どんな人が公務員に向いているのか紹介するので、最後までチェックしてくださいね。

1.市役所で働く公務員(一般行政職)とは?

市役所で働く公務員は、地域社会の支えとなる存在です。
住民票や戸籍といった個人情報の管理から、公園や道路の管理、税の徴収など行政サービスを実施しています。

事務系(一般行政職)とは? 公務員のなかでも、市役所で働く事務系職員について解説

事務系はデータ入力や管理、電話対応などといった幅広い業務を担う公務員です。
事務系は市役所だと一般行政職、学校だと学校事務、病院だと医療事務、と呼び名が変わります。

事務系(一般行政職)の仕事内容

市役所には様々な部署があり、どの部署にも書類作成や管理、窓口対応、データ入力といった共通した業務があります。
部署によってメインとなる業務は異なるため、今回は市民課、税務課、観光課を例に挙げて紹介します。

市民課

市民課の仕事は、主に以下の通りです。

・住民票や、印鑑登録、戸籍標本・抄本などの発行証明に関する窓口業務
・証明書発行手数料の計算
・出生・死亡・婚姻・離婚・養子縁組などに関する業務
・転入・転出・転居などに住所異動関する業務
・住民基本台帳(マイナンバー)に関する業務

来庁する住民の大半が市民課を利用します。
いわば市役所の顔のような存在ですね。
住民と直接関わる機会が多く、事務作業もあるため、市役所で働く公務員の基本的な働き方が身に付きやすい部署です。

税務課

税務課の仕事は、主に以下の通りです。

・住民税や固定資産の調査・課税業務
・軽自動車税に関する事務
・滞納者への督促
・各税金の徴収

税務課で働いていると住民から厳しい言葉を受ける機会が多いです。
ですが、自治体の財源である税金に関わる仕事であるため、非常にやりがいがあるでしょう。
税務課で得た知識は、国民健康保険料や介護保険料、児童手当などに関する業務に携わる際、大きく役立ちます。
税務課経験で得た知識は、異動先の部署でも生かせますよ。

観光課

観光課の仕事は、主に以下の通りです。

・観光の振興やPR
・観光施設の整備や管理
・各種イベントの運営
・イベント主催団体や関係団体への補助金等の交付
・民間企業等と連携した観光プロモーション

観光客にたくさん来てもらうために、どのようにアピールするのか対策を練るのが観光課です。
地域を盛り上げる仕事が多いため、地元愛が強い方なら大きくやりがいを感じるでしょう。
イベント運営のため、土日に出勤することも多いですが、 振替休日でお休みできるようです。

事務系(一般行政職)の仕事で必要なスキル

市役所で働くためには、以下のスキルが必要です。

コミュニケーション能力:公務員は住民や外部機関、他部署など人と関わる場面が多いです。
関係構築や仕事をスムーズに進めるためには、コミュニケーション能力が必要となります。

柔軟性:市役所では定期的に人事異動があります。
新しい環境や業務に対応できる柔軟性は欠かせません。

堅実性:公務員は事務作業が多いため、コツコツと堅実に業務をこなす力が求められます。

公務員は協調性や、地道に業務へ取り組む姿勢を求められることが多いです。
公務員を目指す方は、自分の持つスキルと照らし合わせてみてくださいね。

2.事務系(一般行政職) の仕事に向いている人

公務員には、以下のような人が向いています。

・法律に興味がある人
・責任感がある人

向いている理由について詳しく解説していきます。

法律に興味がある人

公務員には法律に興味がある人が向いています。
公務員は法律や条例を根拠に業務を執行するため、異動のたびに関係のある法律を把握しなければいけません。
そのため、法律に興味があったり、調べることが好きな人が向いています。

責任感のある人

公務員には責任感のある人が向いています。
公務員は地域住民の生活をサポートしたり、守ることが仕事です。
業務内容によっては地域住民の生活を左右することもあります。
行政手続きのなかでミスや不備があると、地域住民の生活に影響を与える可能性もあるでしょう。
そのため強い責任感が求められるのです。

3.まとめ

市役所で働く公務員(一般行政職)の仕事を解説しました。

市役所で働く公務員の仕事は以下の通りです。

・行政サービスの実施
・書類作成や管理、窓口対応、データ入力といった事務作業
・所属部署ごとの専門的な業務

公務員にはコミュニケーション能力や柔軟性、堅実性といったスキルが求められます。
市役所で働く公務員(一般行政職)は地域社会に深く関わり、住民の生活をサポートする大切な存在です。
公務員には法律に興味がある人や責任感のある人が向いています。
もしあなたが「自分の地域を良くしたい」「人々の生活に役立ちたい」と思ったら、公務員を目指してみてくださいね。

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