今回は「ありきたりの自己PRを何とかしたい」という相談に対する回答です。
ありきたりの自己PR
まずはありきたりの自己PRの例です。
| 自己PRの例
私の強みは、周囲と協力しながら目標に向かって努力できる強調性と、粘り強さです。 大学では、大学祭の実行委員会に所属し、模擬店の出店を担当しました。当初はメンバー間で意見が合わず、話し合いが進まないという課題がありました。しかし、私は全員の意見を丁寧に聞き、お互いの妥協点を見つけるために何度もミーティングを重ねました。その結果、全員が納得する企画を作り上げ、当日は大盛況で終えることができました。 この経験で培った多様な意見を調整し、粘り強く課題を解決する力を生かして、公務員としても住民の方々や職場の職員と協力しながら、地域の課題解決に貢献したいと考えています。 |
これは生成AIに「公務員試験を志望する人が書きそうな、ありきたりの自己PRを300字ぐらいで書いてください」と入力し、生成された文章に若干の修正をしたものです。
この文章の問題点
このエピソードは一見すると整っているようですが、やはりありきたりです。特に、ありきたりだと感じるワードは、以下のような点です。
・強調性
・粘り強さ
・ミーティングを重ねた
・大盛で終わることができた
改善方法
そこで、どのように変えていくかですが、まず最初に自分が取った行動を具体的にしてみることをお勧めします。
| 例:行動を具体的にする
「強調性があります」 ↓ 「私は、対立する意見の背景にある本音を探ることが得意です」 |
次に、解像度を上げる作業をしていきます。
特に、「私は全員の意見を丁寧に聞き、お互いの妥協点を見つけるために何度もミーティングを重ねました」の部分ですが、これを詳しく書き換えていきます。
| 改善点
「全員の意見を丁寧に聞くに関してはどこで聞いたのか」 ↓ ・学職や教室で聞いたのか |
これらを思い出していきます。そして、
「Aという意見」
「Bという意見」
「自身が提案した折衷案であるCという意見」
これらを具体的に出すと、一気に詳しい内容になっていきます。とにかく、自身が取った行動を“見える化”していくことが大切です。
最後に、「公務員として」の部分に関して、ありきたりの文章では「地域の課題解決に貢献したい」ですが、この課題を具体的なものに言い換えます。
| 例
「〇〇市には、保育所不足、学童保育の待機児童の課題などがありますが、これらの課題解決にあたっては、住民同士の利害を調整する必要があります。私はそれぞれのニーズを丁寧に組み取り、合意形成に導ける職員として貢献します。」 |
このようにすると、ありきたりなものから脱却できると思います。
公務試験の面接対策を始める時は、自己PRがありきたりになるのは当たり前です。そういう方こそ、話をしながら一緒に解像度を上げていきましょう。
おわりに
ASK公務員/究進塾では面接対策の他、書類添削、自己紹介の仕方、自己PRの作り方などについても指導していますので、お困りの方は、「無料体験授業お申込みフォーム」から、お気軽にお問い合わせください。
この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら。
◆尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。
文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりとした上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

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