こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。
今回は、特別区の面接対策についてお伝えします。
特別区の人事面接では、3分間プレゼンテーションが求められます。構成や原稿作成におけるポイントを見ていきましょう。
◆ この記事のポイント
・3分間プレゼンテーションの構成
・話題ごとの秒数
・話す内容
この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方はぜひ動画もご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら。
特別区一類の人事面接
特別区一類の人事面接では、冒頭に3分間プレゼンテーションが求められます。この3分間プレゼンテーションを作成する際の条件は、以下の通りです。
・3分間プレゼンテーションで話す内容
⇒出願時に提出した面接カードの1番で書いたもの
・面接カードの字数
⇒250字
このプレゼンテーションは「3分間」という時間を求められていますが、元となる面接カードの字数は250字です。
これをそのまま読むだけでは、1分足らずでプレゼンテーションが終了してしまいます。そのため1分足らずの内容を、3分間の内容に書き換える作業が必要となります。
3分間の構成
3分間プレゼンテーションを作成するとき、構成は次のようになります。
話の構成
①挨拶…40秒(志望動機など)
②挑戦したい仕事やその理由…1分(具体策について)
③自己PR…1分20秒(どう強みを生かすか)
④意気込み、お礼…2分55秒
合計3分
①挨拶
初めに、面接官に挨拶をします。「それではプレゼンテーションを始めさせていただきます」と話し始め、次に特別区への志望動機を話します。
・なぜ特別区を受験しようと思ったのか
・特別区はこういうところが魅力だけれどこういう課題もある
こうした内容にすることで、次の話題に繋がりやすくなります。
②挑戦したい仕事・その理由
特別区で挑戦したい仕事について話します。
・面接カードに書いたことを話す
・その仕事に挑戦したい理由
・どう取り組みたいかという具体策
こうした内容を300字で程度で書くと、大体1分になります。
③自己PR
こちらも300字程度で書いていき、1分程度で話します。
・挑戦したい仕事をしていく際、どのような強みを生かしていくか
・強みをどこで培ってきたのか
・強みをどのように発揮しているのか
④意気込み・お礼
プレゼンテーションの結びには、特別区に入庁してからの意気込みを話します。そして最後に面接官にプレゼンテーションを聞いていただいたお礼を言います。
この構成で作成すると、3分以内にプレゼンテーションを終えることができます。
おわりに
ASK公務員/究進塾では、プレゼンテーションを簡単に仕上げていくためのワークシートを用意しています。内容や構成に自信が持てない、ひとりでは不安だという方は「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にご相談ください。