特別区3分間プレゼンを自信を持って発表するためにやるべき対策

  • 2019年6月8日
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高橋 郁恵
慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、裁判所職員として東京地裁に勤務。その後、大手資格予備校講師に転職し、法律科目(収録講師担当)・教養論文・面接の指導にあたりながら模試制作にも携わる。 面接指導は1000人を超え、特に元公務員の視点からの面接指導は多くの受験生から支持され、女子受験生からも多く相談を受けアドバイスを行う。論文添削面接カード添削を担当。

特別区の人事委員会面接では、最初に「自分の強みをいかして特別区でどのような仕事に挑戦したいか」について、3分間のプレゼンテーションを行なうことになっています。

面接の冒頭はたいていの人が緊張するものですが、最初のプレゼンでうまくいけばその後の面接も余裕をもって受け答えできるはずです。

そこで、この3分間プレゼンを、自信をもって発表するための準備方法(対策)をお伝えします。

1.3分間プレゼンで大切なこと

3分間という時間は、話している受験生にとってはあっというまかもしれませんが、聞いている面接官にとっては、けっこう長く感じるはずです。
面接官がどの程度まで内容をしっかりと聴いてくれているかは正直なところ分かりません。

ただ、あえて3分間のプレゼンをさせるということは、受験生の表現力や伝える力を確認したいのは間違いないでしょう。

特別区の職員になれば、職員間だけではなく、市民や企業、他の官公庁の人に何かを伝える場面というのが必ずあります。
そのときに必要な能力を面接で見ているとも言えるでしょう。

具体的には、

①その場にふさわしい声量で話している
②相手に分かりやすい表現を使って話している
③伝えたいことが明確である
④理由がしっかりと述べられている
⑤相手に不快感を与えない話し方である

といった点が挙げられます。

たとえば、「①その場にふさわしい声量で話している」について。
特別区の面接会場はブース形式になっており他の受験生も同時に面接を受けているため、なかなかの騒々しさになりますが、そのような状況で、適切な声量で話さなければなりません。

本人が思っている以上に、声が聞こえていない可能性もよくあります。

また、「⑤相手に不快感を与えない話し方である」という点も、プレゼンに限らず面接を通して非常に重要な点です。
無表情で早口、高圧的な話し方、プレゼンの準備をほとんどしていないと思われるようなたどたどしい話し方、などは大きくマイナスになります。

無意識のうちに不快感を与えるような話し方・態度をとっていないか事前に確認しておきましょう。

さて、形式的なことになりますが、

プレゼンの始めには、
「それではプレゼンテーションを始めさせていただきます。」

プレゼンの終わりには、
「以上でプレゼンテーションを終了させていただきます。

という一言を付け加えておきましょう。

2.プレゼンの具体的な対策について

面接でプレゼンをする、というと難しく感じてしまうかもしれませんが、特別区のプレゼンの内容は、「自己PRと志望動機をつなげて話す」ということであり、しかも、しっかりと準備期間があります。
具体的には、次の手順にしたがって準備していけば良いでしょう。

step1

まず、下記1〜4について文章化します。字数は問いません。

1 自分がやりたい仕事・挑戦したいこと
(例:地域振興の部署で、地域コミュニティの活性化に貢献したい)
2 なぜ、特別区でそれをしたいのか、その理由
3 自分の強みと、その強みを裏付ける経験(エピソード)
4 自分の強みを、特別区職員としてどのように活かすことができると考えるか

step2

次に、構成を考えます。

構成パターンの例は以下のようなものがあります。

例1・・・自己PRを冒頭にもってくるパターン
自分の強み→その強みを裏付けるようなエピソード→特別区を志望する理由と特別区でやりたい仕事→具体的に挑戦していきたいこと→その際に強みをどういかせるか→まとめ
例2・・・やりたい仕事を冒頭にもってくるパターン
特別区でやりたい仕事とその理由(大学での研究やボランティアなどの経験エピソードなどで理由づけ)→自分の強み→その強みを裏付けるようなエピソード→その強みを仕事にどういかせるか→まとめ

step3

文字数を調整しながら、文章にしましょう。文字数は900字〜950字程度だと、3分間におさまりやすいです。

構成パターンに決まりはありませんが、重要なことは、

①やりたい仕事を明確に伝えること+②自分の経験談をしっかりと入れこむこと

です。

たとえば、地域振興の部署で働きたい人は何百人といるかもしれませんが、それとリンクした自分の経験談を入れることで、自分にしかないオリジナルの志望動機になります。

この点は、プレゼンに限らず面接を通して常に意識しておきましょう。

3.面接官から質問されること

3分間プレゼンが終わると、3人の面接官からいろいろと質問をされます。

質問内容はプレゼン・面接カードの内容によっても異なりますし、面接官によっても異なります。
志望動機を深堀されて合格する人もいれば、軽く質問された程度で合格する人もいるので、何を質問されたか、というのは重要ではありません。

面接対策として、次の2つはしっかりと準備しておきましょう。

・プレゼンで話した内容・言葉について、何を聞かれてもしっかりと答えられるように、プレゼンの文章を自分で精読しておく
・プレゼンの内容と面接カードの内容は重複するところもあると思うので、面接カードの1つ1つについても深堀しておく

以上の内容を準備しておくことで面接官の納得する回答をすることができるでしょう。

4.まとめ

特別区の面接倍率は、他の自治体に比べれば低めの倍率です。
しかし、受験者数が非常に多い分、不合格となる受験者も「数」でいえばかなりのものになります。

ただ、面接の良いところは、しっかりと対策をとり練習を重ねれば重ねるほど、その実力がどんどん向上していくことです。

特にプレゼンは、練習すればするほど飛躍的によくなります。
自信をもって面接にのぞめるように頑張りましょう。

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高橋 郁恵
慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、裁判所職員として東京地裁に勤務。その後、大手資格予備校講師に転職し、法律科目(収録講師担当)・教養論文・面接の指導にあたりながら模試制作にも携わる。 面接指導は1000人を超え、特に元公務員の視点からの面接指導は多くの受験生から支持され、女子受験生からも多く相談を受けアドバイスを行う。論文添削面接カード添削を担当。
 

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