こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。今回は、国税専門官の面接カードの書き方についての解説です。
最終学歴
大学名などは書かず、チェックを入れます。修了年、卒業年に関しては、元号ではなく西暦で記載することになっているので注意が必要です。
職歴
職歴欄は、学生の方は「ない」にチェックを入れ、職歴がある方は「ある」にチェックを入れて、経験してきた職種を過剰書きにします。これは業種ではなく、職種を書くので、尾川講師の例を挙げると「アナウンサー、公務員試験対策講座講師」のようになります。
志望動機、受験動機
4行ほどあり、国家一般職よりも詳しく書けます。書き出しは、一字分を開けると読みやすくなりますが、途中の改行は不要です。4行目の端、指定字数ギリギリまで書きましょう。
書く内容については、こちらの記事をご参照ください。
・【特別区対策】より良い面接カードの作り方
・【面接対策】面接カードの効果的な書き方と受かる人の特徴について
専攻分野、得意分野
学生の方は、大学で専攻している学問について述べます。ゼミナール、卒業論文で取り組んでいることを客観的に書きます。仕事をしている方の場合、どのような仕事に取り組んでいるのかを客観的に書きます。自分がしている仕事を、他の人に分かってもらえるように書くことは難しいですが、分かりにくい表現をしてしまうと面接で「これはどういうことですか?」という質問をもらう可能性が出てきます。そうすると面接の時間をロスしてしまいますので、面接での質問を意識して何度も書き直しましょう。
最近関心や興味を持った事柄
気になったニュースや社会問題を述べるところです。ニュースの賞味期限は1ヶ月ほどです。あまりに古いニュース、あまり知られていないニュースは避けます。
一方で社会問題は、直近のものではなく、ここ数年続いている問題を指します。「児童虐待が増えていること」などと書いてしまうと漠然としてしまいます。社会問題を上げるのであれば、抽象的な記述にならないようにします。
印象深かったこれまでの体験
学生の方は、いわゆる“ガクチカ”、学生時代に力を入れたことを述べます。仕事をしている方は「仕事をしてきた中で達成感を得られたこと」を書きます。その際、上記の専攻分野、得意分野は客観的に書きますが、この欄は「達成感を得ました」などの主観的な表現が入っても大丈夫です。
自己PR
自身の強みと、それを裏付けるエピソードを述べます。ただ、このエピソードは「印象深かったこれまでの体験」とは違う場面のエピソードにします。
趣味、特技など
せっかくの機会なので、趣味も特技も両方述べます。よくある相談に「特技として書くことがない」と言われますが、その場合は中学校や高校で入っていた部活動、例えばバスケットボール部に入っていた場合は特技として「バスケットボール」と書きます。
3行ありますが欄自体は小さいので、「趣味はピアノや読書です」「特技は書道です」のように文章で書いてもいいですし、「趣味:ピアノ、読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、旅行」など、2行にわって書き、1番下の行に「特技:書道」と書いてもいいでしょう。
おわりに
ASK公務員/究進塾では、論文の添削指導をはじめ、出願書類作成・面接対策まで、経験豊富な講師陣が丁寧にサポートしています。
特に、尾川講師の授業では、受験生一人ひとりの課題に合わせた具体的な指導が行われており、多くの受講生から高評価をいただいています。論文が苦手、書くことに不安があるという方も、簡単なことから指導しますので、安心してお申し込みください。
◆ 尾川講師の授業について
この記事は、ASK公務員/究進塾の担当講師である尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。


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