公務員試験対策、予備校か個別指導どっちがいい?詳しく解説します

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これから公務員試験の勉強を始めよう!そう思いまずは予備校に通おうかな。そう思っている人も多いかと思います。
私もそうでしたが、公務員を目指すのであればまずは予備校で勉強しようと思い大手予備校に通いました。

独学も考えなくはなかったですが、やはりあれだけの科目を一人で勉強するのは大変だということと、論文と面接は独学では対応できないだろうな、ということから結局は予備校に通うことで合格することができました。

当時は頭にはなかったのですが、人によっては予備校ではなく個別指導が向いている方もいます。

実際、ASK公務員の個別指導講座では大手予備校に通いながら個別指導を受けていたり、基本的に独学で勉強し、特定の科目だけ個別指導を受けるといった使い方をしている方もいらっしゃいます。

それでは、予備校と個別指導、どっちがいいのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを見ながらご説明していきますので、これから勉強を始める方の参考になれば幸いです。

※この記事では、マンツーマン(1対1)の指導を個別指導としています。

予備校のメリット・デメリット

まずは予備校に通うことのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット

大手ならではの安心感がある

これから公務員試験の勉強を始めるような人は「とりあえず大手予備校に通おうかなぁ」と思う方がほとんどなはずです。

それはやはり大手ならではの実績や安心感だったり、知り合いが通っているからといった理由で、とりあえず大手の予備校に通っておけば間違いないだろう、という気持ちからだと思います。(私もそうでした)

このように大手予備校の場合は安心して通うことができ、豊富な実績があるということは大きなメリットといえます。

カリキュラムに沿って学習をすれば合格に必要な知識を得られる

予備校では科目ごとにカリキュラムがあり、それに沿って授業が進められます。

最初は数的処理や憲法といった重要科目から始まり、徐々に他の教養科目や専門科目が同時並行で始まっていき、試験直前までにすべての科目を網羅するというかたちになります。

受講生はこのカリキュラムに追いつきながら学習を進めていくだけで計画的に試験に必要な科目をすべて学習することができます。

予備校によっては、国家一般職・地方上級コースや市役所コース、警察・消防コースというように受験する試験に合わせたコースが用意されており、その試験に特化した授業が行われるため無駄な学習をしなくても済みます。

公務員試験に必要な膨大な科目を自分で学習計画を立てて進めていくことはとても大変なことです。

そのため、こうしたカリキュラムに沿って勉強をするだけで合格に必要な知識を身につけられるということが、計画を立てて勉強するのが苦手な方にはメリットとなるでしょう。

勉強仲間ができるのでモチベーション維持が可能

特に大手予備校の場合、多くの方が講座に申し込むため長い勉強期間を通じて仲間ができます。

「友達ができちゃったら勉強に集中できないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そのようなことはあまりありません。

勉強仲間ができることで、勉強のいい息抜きになるだけでなく、お互いの勉強する様子を見ることでモチベーションを維持することができます。
自分よりも早く予備校に来て自習をしているのを見ると、もっと頑張ろうと思います。目指している試験が同じならなおさらです。

1年近くという長い期間を一人で勉強するというのはどうしてもモチベーションが下がるものです。
怠け癖のある人は仲間を作って刺激を受けることをおすすめします。

デメリット

ついていけなくてもどんどん授業は進んでいく

予備校はカリキュラムに沿って進められるとお伝えしました。
それはメリットでもあるのですが、授業に追いつけないとどんどんと遅れをとってしまうことになります。

予備校は集団授業なため、当たり前ですが受講生が理解していようがいまいが授業は基本的には待ってくれません。
公務員試験は科目が膨大なので、一度遅れをとってしまうと他の科目の時間を犠牲にしたりして、手が回らない科目がさらに膨れ上がっていきます。

ただ授業を受けるだけでなく、授業以外の時間は自習をしっかりと行い、分からないところは積極的に講師に聞くということをしなければなりません。
これは試験に合格するのであれば当たり前の姿勢ですが、予備校に通えば安心と考えている方があまりにも多いです。
そして、そういう方はいつの間にか予備校から消えている、ということはよくある話です。

予備校の場合は、カリキュラムに遅れないように学習を進めていくことが特に大切です。

講師の当たり外れの差が激しい

公務員試験に合格できるかどうかは、予備校の知名度ではなく、教えている「講師の質」だということを認識しておきましょう。

講師の質によって理解の度合いが大きく異なります。

私も予備校に通っているとき、どうしてもわかりにくい講師にあたってしまったため、その科目はWeb授業で他の校舎の授業を見て勉強をしました。

カリスマ講師などと言われる講師もいますが、それはほんの一部の講師にすぎません。

大手だからと合格できる、と安心するのではなく、自分に合った講師を見つけ、しっかりと復習をすることで始めて合格に必要な実力がつくということを知っておきましょう。

特定の科目だけ受講ができない

ある程度学力が高い方や予備校に通う時間がない場合は独学で勉強を進める方も多いかと思います。
そのような方が必ずぶち当たる壁が論文と面接対策です。

公務員試験の筆記試験のレベルであれば、勉強方法を知っている方であれば独学で十分合格することは可能です。
ただし、論文と面接対策だけは独学で対応することは不可能に近いため指導を受ける必要があります。

予備校の場合、先述のとおり国家一般職・地方上級コースのようにコースとなっていることが大半であり、教養科目や専門科目、論文対策、面接対策までがパッケージとなっているため、特定の科目だけ受講することができません。

そのため、直前期だけ論文対策や面接対策だけ受けたい!と思っても難しいのです。

実際にASK公務員にはこうした方からの問い合わせが多くあることから、特定の科目だけを対策したいという人は多いでしょう。

また、数的だけは苦手だからしっかりと学びたい、と思っている人も多いですが、それもやはりできません。

あくまですべての科目をカリキュラム通りに受講できないので、苦手科目だけを補強したり、特定の科目を受講したいと考えている人には向いていないと言えるでしょう。

論文・面接対策のサポートが手薄くなりがち

公務員試験は教養科目や専門科目で得点できても、論文や面接試験で得点できないと落ちてしまう可能性は十分にあります。

特に最近の公務員試験の傾向として、思考力やコミュニケーション能力を見るために論文・面接試験が重視されています。

予備校では論文対策や面接対策の講義はもちろんありますが、受講できる回数が限られているため十分な対策ができないまま試験を迎えてしまうことがよくあります。

どうしても人数がいるため、一人一人の論文添削や模擬面接に時間を取ることが難しいのです。

そのため、これらの試験を苦手と感じる方にとってはサポートが手薄いと感じてしまいます。

予備校に向いている方・向いてない方

予備校についてのメリット・デメリットをまとめると以下の通りとなります。

メリット

  • 大手ならではの安心感がある
  • カリキュラムに沿って学習をすれば合格に必要な知識を得られる
  • 勉強仲間ができるのでモチベーション維持が可能

デメリット

  • ついていけなくても授業はどんどん進んでいく
  • 講師の当たり外れの差が激しい
  • 特定の科目だけ受講ができない
  • 論文・面接対策のサポートが手薄くなりがち

このようなメリット・デメリットから、予備校に向いている人というのは授業についていける人となります。

授業を受けるだけでは当然合格はできませんので、予備校の授業はある程度の自主性が必要となるため、「予備校に通えば安心」というタイプは向いていません。(意外とついていけなくなる人は多いです)

人数が多いので一人あたりのサポートも限度があるので、勉強が苦手な人は苦労することが多いです。

また、自分でスケジュールを決めて勉強を進めていくのが苦手という人には予備校は向いているといえるでしょう。
カリキュラムがあるため、必要なタイミングで必要な知識を身につけることができるのは大きな強みです。

個別指導のメリット・デメリット

次に個別指導のメリット・デメリットをご説明します。

メリット

今のレベルに合った指導を受けられる

個別指導は通常、生徒と講師の1対1の授業です。そのため、一人ひとりのレベルに合わせた講義を受けることができます。

個別指導を受講される生徒は多くの場合、自分で勉強してきたけどどうしても分からない、予備校に通っているけれどこの分野が苦手、というように「苦手意識」を持っています。

例えば数的であれば、分数の掛け算がわからない、といった算数レベルからつまずく方も多くいます。
そのような場合、予備校だとまさか掛け算からやるわけにはいかないため、基本的なことは自分で学ばなければなりません。

特に苦手意識がある科目については個別指導を受講することは大きなメリットといえるでしょう。

分からないところは何でも聞くことができる

勉強をしているとどうしても分からないところがでてきます。
そんなとき、個別指導であれば講師に分からないところを聞くことができます。

予備校の場合も授業前後に分からないところ聞くことはできますが、他の生徒が質問のために並んでいたりすることも多く、聞くまでに時間がかかったり、時間の関係で十分に聞くことができずモヤモヤしてしまうことはよくあることです。

また、なんとなく気恥ずかしくて聞けない、こんなこと聞くと怒られそう、という方もいるでしょう。

予備校は受講生が多いだけにどうしても周りに気を使ってしまいがちなので、気になることや勉強でわからないところはなんでも聞ける環境は個別指導ならではといえます。

特定の科目だけを対策することができる

繰り返しになりますが、予備校はコースとなっていることがほとんどであるため、「数的だけを対策したい」「論文の添削だけをしてほしい」といったような特定の科目だけ受講することは基本的にはできません。

数的などの苦手科目や論文や面接といった独学では対策が難しい科目だけを受けたいというニーズに応えられるのは個別指導ならではです。

ただし、個別指導塾によってはこうした対応が難しいこともあるところもあるので、事前によく確認するようにしましょう。

デメリット

予備校よりも授業料が高くなる傾向にある

個別指導のデメリットはなんといっても予備校と比較した場合に授業料が高くなってしまうことです。

予備校は公務員試験に必要な知識をすべて学べて20〜30万円ほどであるため、1回あたりの単価で考えるととても安いです。

これに対し、個別指導は1回あたりの単価は比較的高く、予備校のようにすべての知識をすべて学ぼうと思うと膨大な金額になります。(逆に1日だけの単発講座だけを受ける場合は安く済みます)

そのため、苦手な科目や面接対策だけなど、特定な科目だけを受講するのが一般的です。

当然、個別指導は生徒一人に対し講師が一人必要なので人件費がかかることから高くなります
予備校のように20人や30人と大人数に対して授業を行えば一人あたりの単価が安くなるのはお判りでしょう。

個別指導で安さを謳っているところがあれば、それは講師への投資を惜しんでいる可能性があり、注意が必要ですので、必ず受講前に体験授業を受けるなどして様子を見ることをおすすめします。

進度が遅れて試験に間に合わない可能性もある

個別指導は生徒のレベルに合わせられる反面、いつまでも基本が身につかないと進度が遅れてしまいます。

たとえば、数的処理が苦手でいつまでも算数の基本が理解できない、このような方は過去問をこなすまでに時間がかかってしまい、結果的に試験までに十分な実力が身につかず、不完全なまま試験に臨むことになります。

個別指導というと「何から何まで面倒を見てくれる」と思っている人も多いですが、あくまで勉強を進めていくのは自分です。学んだことはしっかりと復習していき、問題を解けるようになっていかなければなりません。

柔軟性がある分、自分で目標に向けて何をすべきかを考え(聞いて)、学習を進めていかなければなりません。

個別指導に向いている方・向いてない方

個別指導のメリット・デメリットをまとめると以下のとおりとなります。

メリット

  • 今のレベルに合った指導が受けられる
  • わからないところはなんでも聞くことができる
  • 特定の科目だけを対策することができる

デメリット

  • 予備校よりも授業料が高くなる傾向にある
  • 進度が遅れて試験に間に合わない可能性がある

個別指導はとにかくマンツーマンでサポートをしてくれるので、勉強が苦手でどう進めていけばいいか分からない人にはおすすめといえます。

特に、何からやれば全くわからない方や、自分がやったことに対して講師から意見をもらいたいという人にはとにかく合っているのが個別指導です。

とはいえ、自分で勉強は進めていかなければいつまでたっても先に進めないので、それなりに自分で頑張るということは必要です。

逆に、少しでも安く済ませたいという人には向いていません。そのような人は大手予備校や独学で勉強を進めていき、どうしても予備校や独学での対策が難しい場合に現状に合わせて利用するのが良いでしょう。

まとめ

それぞれメリット・デメリットを比較しながら解説しましたが、なんとなく自分にとってどちらが良いのは判断できたでしょうか。

予備校や個別指導は正直「どこがいい」というのはそれほどありません。なぜかというと、どこもそれほど指導内容について大きな違いはないからです。

それよりも、自分に合いそうかどうか、しっかりとサポートしてくれそうか、そういった視点で選ぶと良いでしょう。

そして、気になるところがあれば実際に話を聞きに行くなどし、自分に合いそうかどうか判断してみることをおすすめします。

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ASK公務員では個別指導講座を実施しています

この度はASK公務員の提供する記事をご覧いただきありがとうございます。

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私たちにはこのようなお問い合わせが毎日のように届きます。

特定の科目だけ対策したい、予備校の授業についていけない、社会人として働いているが時間がないので苦手な部分だけ学びたい、そうした不安を抱える方が非常に多く、このような悩みに対応できるよう「マンツーマン指導」による個別指導講座を行なっています。

現在は

・数的処理対策講座
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