公務員試験の直前期は何をやればいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
本屋に行けば直前対策用の問題集が並んでおり、立ち読みすると自分の知らない内容があったりしていて焦ってしまうという経験は誰しもあるかと思います。
ここでは直前期にやるべきこと、逆にやってはいけないことについて説明していきますので参考にしてみてください。
直前期はこれまでやったことの総復習をしていくことが重要
試験直前にやるべきことは何なのか?ということを整理し、効率的に学習を進め合格を勝ち取ることが重要です。
そこで、必ず抑えておくべきことは、これまでにやった問題集(過去問)や模試を完璧に解けるようになるまで繰り返し解く、ということです。
多くの人が直前期になると不安からいろんな問題集に手を広げてしまいがちです。でもこれは絶対やってはいけないことで、国家総合職や裁判所事務官一種のような特殊なものを除き、公務員試験は基本的な問題プラスアルファ解ければ必ず合格できます。
プラスアルファというのは何も難しい問題ではなく、基本よりは少し難しい標準レベルの問題のことです。
みなさんが使っている問題集(市販や予備校のものでもどちらでも)だと基本問題から国総レベルの問題まで入っているはずです。その中で、基本から標準レベル(国家一般、地方上級レベル)の問題が解けるようにしておくべきなのです。
一つの科目につき1冊の問題集の標準レベルまでの問題を完璧に解けるようにする、これだけで合格できます。もし、過去問などを繰り返し解いているにも関わらず少しひねられた問題が出ると解けないという人は普段の問題の解き方が間違っている可能性があります。思い当たる人は過去問の解き方について書いてますので確認するようにしてください。
ぼくは繰り返し、正しいやり方で過去問を繰り返せば誰でも合格することができると言っています。それは公務員試験の大半は標準問題であり、他の人が解けるような問題を落とさなければいいからです。
なので、直前期はあまり手を広げず、これまでやったことを完璧にすることがとても重要なのです(とは言っても100%完璧でなくて80%ぐらいでも合格はできます)。
ある程度頭に入っているのであれば予想問題などをやってみよう
これは現時点である程度勉強が進んでおり、過去問や模試の復習もそこそこ仕上がっていて、さらに力をつけていきたいという中級者以上向けですが、そのような人は受験ジャーナルの予想問題を解いたり、予備校でやっているような直前講座を受けていけばいいかと思います。
人よりいろんなパターンの問題を解いておけばもちろん本番で似たような問題に出くわす確率は上がりますので、現時点で合格に近いようなレベルの人は合格の可能性をより上げていくのにこれまで解いたことのないような問題(難しい問題も含む)にあたっていくことはとても良いことですし、本番で高得点を目指す人はやったほうがいいです。
ですが、もちろん前提にあるのはこれまでやってきた問題集はある程度理解している、ということを忘れないでください。
模試を受けて点数が芳しくない人や、問題集をまだ1周しか回してないという人はまずは今持っている過去問などを最低でも3周は回し、ある程度理解できてから他の問題集などに手をつけるようにしてください。
受験ジャーナルは直前期対策で時事問題や重点事項のまとめとしてとても活用できました。これからの総まとめの仲間に、ぜひご活用ください。
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