公務員試験の物理は力学の一部だけでもやってみよう | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

公務員試験の物理は力学の一部だけでもやってみよう

  • 2017年2月11日
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ASK公務員 編集部
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公務員試験で自然科学を選択する人もほとんどは生物と地学を選択するかと思います。で、化学と物理は問答無用に捨て科目にする、そんな感じじゃないでしょうか。

確かに物理は計算問題がメインですし、これまで数学を避けて来た人にとっても見たくもない科目かもしれません。

 

ですが、個人的にはよっぽど嫌だっていう人以外は力学だけでも手をつけてみてはいかがかと思うわけです。

力学は最頻出分野であり、特別区は物理が2題出題されるのでそのうち1題は必ず力学が出ます。

 

力学の出題範囲は速度やエネルギーなど様々ですが、中でもよく出題されて学習する上でも比較的簡単なのが、等加速度運動、衝突の問題、エネルギー保存則です。

これらは公式を使うと簡単に解けてしまうものが多いので、物理の中の力学の中のここだけでも勉強してチマチマと1点稼ぐ方法もいいかもしれません(範囲が狭いのですぐに学習し終わります)。

距離や速さを求める問題は簡単

数的で速さの問題がありますが、あれで「距離=速さ×時間」っていう公式があったかと思いますが、物理でもこの公式を使うことができます。

物理の力学でとりあえず最低限覚えた方がいい公式が下の2つです。

 

v=v0+at(v:速度、v:初速度、a:加速度、t:時間)

s=v0t+1/2at(s:距離)

この公式の使い方を覚えるだけで解ける問題も結構あるので、ダメもとで覚えてみてもいいかもしれません。

速度を求める公式では、たまに初速度(v)がない問題があるので、そのときは単純に「v=at」となります。

 

下の距離を求める公式はそのまま覚えてしまいましょう。

速度(v)を時間(t)で積分すれば距離(s)は算出される(逆に距離(s)を時間(t)で偏微分すれば速度(v)が出る)ので丸覚えしなくてもいいのですが、このあたりがよく分からない人は丸暗記したほうがいいでしょう。(偏微分についてはこちらの記事を参考にどうぞ)

 

そしてやっぱり物理は問題を解きながら覚えていくのが常套手段ですので、これらの公式がどのように使われているのかを確認しながら解いていきましょう。

他の頻出分野として衝突の問題やエネルギー保存則がありますが、また別の機会に書いていきたいと思いますので、まずはこの等加速度の公式だけでも覚えてみてください。

 

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