【問題】図の中にある三角形の数として正しいのはどれか。
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(東京都2002)
「平面図形の分割と構成」は、頻出分野ですが問題のバリエーションが非常に多いです。知能テスト的要素が強く、得意不得意が大きく分かれる分野です。
基本的に「数える」「照らし合わせる」「ひとつひとつ試してみる」という地道な作業が必須ですので、いかに迅速かつ正確に処理するか、その方法を見つけ出すことが決め手となります。
今回の問題は、「三角形の個数を数える」というものです。数え漏れがないことと重複しないことに気を付ければ、確実に解けます。
何個の三角形から構成されているかに注目し、場合分けします。
①1個の三角形から成る場合:
図1のように6個です。
②2個の三角形から成る場合:
この図の対称性を利用して数えます。図2のように6個です。
③3個の三角形から成る場合:
図3のように2個です。
④4個の三角形から成る場合:
図4のように1個です。
①~④より、
6+6+2+1=15
正解は選択肢4です。